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 麓山(羽山)は二本松市東和町の東に位置し、山頂には羽山神社と一等三角点があって360度の展望が得られる。しかし、山頂まで車で上がれることもあり山屋さんからは余り見向きのされない不遇の山だ。普段は登山道歩きが出来る南口登山道を登るが、今日は北口登山道がどう変化したかも気になって20数年ぶりに登ってみることにした。麓には護摩桜で有名な愛蔵寺があり、途中には松比羅神社(旧毘沙門堂)、羽山不動滝、鏡池、神明水などもあって見所は多い。たまには道路歩きも良いだろう。

<山名> 麓山(はやま)[羽山]896.6m一等三角点峰
<山行期間> 2021年6月8日 (火)
<コースタイム>
羽山不動滝駐車場(9:47~不動滝散策~9:53)→鏡池(10:37)→石切場跡(10:53)→麓山・羽山神社(11:11,11:34)→神明水(11:50)→羽山参道一合目(12:09)→羽山不動滝駐車場(12:42)
<メンバー>
和○(単独)

羽山不動滝の駐車場は4台程度は駐めることができそう
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まずは不動滝を見るために階段で沢へと降りる
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不動滝の由来が記されている
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説明文によると滝の中程には不動明王が祀られているという
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 登り始める前に羽山不動滝に寄ってみた。説明板からすると2014年に整備されたようで、木々の間を進んで階段を下ると不動滝がある。滝長35mの階段状の見事な滝である。中程には不動明王が祀られているという。見るだけにして駐車場に戻ることにする。

戻って林道羽山支線を行くと作業道跡が分かれる
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堀切された作業道
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先ほど分かれた林道羽山支線に合わさる
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上部が開けて明るくなった
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羽山参道二合目は鏡池の分岐になっている
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羽山鏡池
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池の奥には「羽山冷水」の石碑があった
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木々の間が開けていて見えたのは口太山か?
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 コンクリート舗装された林道を進むと、すぐに道を分ける。左が林道で直進がかつての作業道だ。往復舗装路を歩くのもいやなので、真っ直ぐの作業道跡に足を踏み入れる。道は荒れていて車の乗り入れは出来ないが歩くのに支障は無い。舗装路よりは膝に優しいと思うが、歩く人がいなくなればやがて藪が被さってしまうのだろう。
 しばらく進み、林道に出たら右に登って行く。程なく鏡池の分岐である羽山参道二合目に着く。鏡池までは往復しても5分ほどなので寄ってみる。一番奥には「羽山冷水」の石碑があり塩ビパイプから水が出ていた。池の脇にはベンチもあり木々の間が抜けているので北側が見える。立派に見えるピークは口太山だろうか。

途中にある石室
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途中から南口登山道へ向かってみた
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南口登山道の「羽山神社」の鳥居
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かつての石切場跡は四阿やベンチが整備された展望台になっている
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西側が開けているので吾妻、安達太良が一望できるのだが、残念ながら薄曇りで見ることが出来なかった
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以前ロックガーデンのように整備された道だったが草木が覆うようになった
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山頂へ向け百段坂を登る
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ニガナ
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ウマノアシガタ(今回は葉の形を良く見てみた)
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山頂部は広くてなだらか
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山頂の羽山神社は土塁に囲まれている
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石の祠が2つ並んでいる
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岩場の上に羽山神社の碑
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山頂にある方位盤
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一等三角点(点名:羽山)
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山頂からは360度の展望が得られる
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山頂部にある四阿とベンチ
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今日も定番の減塩ラーメンといなり寿司、デザートは贅沢にミックスフルーツ(食べ過ぎか)
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 林道に戻って山頂へと向かう。少し行くと右に南口登山道への道を分ける。帰りに寄ろうか思っていたのだが南口登山道の鳥居から百段坂を登ることにして右折した。程なく羽山神社の南口の鳥居のところに出る。ここは石切場跡で四阿とベンチのある広場になっていて西側が開け展望台になっている。天気が良ければ吾妻、安達太良が一望で来るのだが、あいにく薄曇りで遠望は利かなかった。
 鳥居をくぐり百段坂を登ると麓山の山頂である。山頂部は広くなだらかで北口登山道を合わせると土塁に囲まれた羽山神社に到着する。2つの祠があり奥の一番高いところが岩場になっている。その奥に一等三角点と方位盤があり、そこから360度の展望が得られる。以前は麓山牧場から登ったこともあるが今も通れるのかは確かめていない。
 北口下山道の所にあるベンチで早めの昼食をとった。のどかな時間も過ぎ下山を開始する。帰りは舗装路を降るだけなので膝に負担をかけないようにゆっくりと下る。

北口登山道(舗装された林道)を下る
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仮設トイレも設置されている
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北口の鳥居のところは駐車場になっている
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神明水
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忠実に舗装路を下る
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周囲は福島県県行造林地である
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朽ち果てた羽山参道一合目の標識、堀切された参道が残っている
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林道の所々に山頂までの距離を示す標識がある
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造林地の中を下って行く
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羽山不動滝の駐車場が見えてきた
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 下り始めるとすぐに神明水があり水が取れる。次に先ほど右折した南登山道の分岐を過ぎ、麓山参道二合目の鏡池の分岐を過ぎると、ちょうど中頃だろうか麓山参道一合目のところに着く。ここは2~3台の駐車スペースがあり、堀切された旧山道が合わさる。旧山道は上へ伸びているが確認はしていない。微かな踏跡があるので歩いている人がいるのではないかと思われる。出来るだけ舗装路を歩かないで山頂を目指すことが出来るのであればそれに越したことはない。1時間ちょっとで車を置いてきた麓山不動滝駐車場に戻った。

松比羅神社
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神社の前は四差路で「林道羽山支線」の起点標がある
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愛蔵寺入口にある羽山登山道北口案内図
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羽山不動滝の案内標識もあるので車はここから入る
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南口登山道へは杢少内バス停から入ると良い
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杢少内バス停のところにある庚申塔などの石塔
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白猪森の登る途中で見た麓山
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 帰りに松比羅神社に寄ってみた。入口には毘沙門様のケヤキの説明と松比羅神社の由来が書いてある。更に道路を下っていくと愛蔵寺があり、橋を渡って稲荷下の交差点に出る。ここには羽山登山道北口案内図や不動滝の案内標識もある。南口登山道へ入る目印になる杢少内バス停にも寄ってみた。庚申塔などの石塔が目印で、道路歩きが多くなるが、車をここに置いて南口登山道を登り北口登山道を下って周回ルートをとることもできる。

<概念図>
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<GPSトラック>  往路=赤 復路=青
麓山(羽山)
2021.06.08_麓山(地理院地図)