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 何とか体力を戻して年内には山スキーに出かけたい。退院して9日目、今日はどの程度体力が落ちてしまったか霊山を歩いてみることにした。坂○さんが付き合ってくれると言うので霊山閣跡から登ることにした。
 霊山の登山口としては、メジャーな行合道からの一般コースと、柴明峰(しめいほう)を歩く霊山閣跡と湧水の里のコースがある。柴明峰は岩峰が連なる霊山らしいエリアで岩峰の基部を縫うようにして歩けるのも魅力だ。まだ体力に自信が無いので行合道の霊山登山口にエスケープ用に車1台をデポしておいて、霊山閣跡から歩き始めることにする。霊山閣跡には仮設トイレ、あずまやなどがあり車も10台ぐらいは止めることができる。ここまでの道は石田行合道のこどもの村から林道大霊山線を通った方が道幅も広く走りやすい。

<山名> 霊山(りょうぜん)804.6m三等三角点峰(点名:猿跳)
<山行期間> 2021年11月29日 (月)
<コースタイム>
霊山閣跡(9:05)→林道大霊山線・登山口(9:12)→紫明峰入口・岩峰基部(9:59)→不動岩(10:12)→日枝神社跡〔日枝神社奥宮〕(10:59)→釣瓶落岩(11:12)→東物見岩(11:40)→三角点(11:57)→望洋台(12:05,112:28)→護摩壇(13:29)→霊山城跡・西物見岩(13:45)→日枝神社跡・霊山寺跡分岐(14:17)→林道大霊山線・登山道入口(15:07)→霊山閣跡(15:19)
<メンバー>
L和○、坂○、高○

霊山閣跡に車を置いて歩きだす
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霊山の岩峰が目に飛び込んでくる
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 霊山閣跡から細い県道を登っていくと林道大霊山線に出る。賞仙洞への道は道路を突っ切って真向かいの尾根に取り付く。入口脇の駐車スペースが新しく舗装されたので、ここに車を駐める手もありそうだが、舗装されたには目的があるのだろう。作業のためであれば勝手に駐めるのも気が引ける。
 登山道は途中で右に道を分けるが、どちらを登っても上部で合わさる。右の道は遠回りになるので真っ直ぐに登って行く。沢上部の法面のところで右の遠回りした道と合わさる。左側の法面をトラバースしたら道は窪地を進むように登って行く。やがて小沢を渡り左の尾根に取り付くように急斜面を登る。途中で柴明峰の下をトラバースする横断道を右に分けるが、無視して尾根まで登り切ると湧水の里からの登山道と合わさる。

登り切った尾根で湧水の里との道を合わせる
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岩峰基部を縫うように進む
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階段あり、クサリありでコースは変化に富んでいる
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八方観
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胎内くぐりのような所もある
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柴明峰の標識
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 湧水の里の分岐から尾根を登って行くと岩峰の基部に着く。見上げる岩峰は写真に収めきれないほどの高さである。仙洞とは仙人の住む場所と言う意味でこの岩峰を賞仙洞と呼ぶのか、その先の胎内くぐりのような岩を言うのかはわからない。ルートは岩峰基部から右に進む。
 岩峰の基部を縫うように進み、単管の階段を登り岩の間を潜って行くと八方観に出る。右の標識のある岩の上に乗ってみると吾妻山などの山々見渡せる。右上には岩峰がそびえ立つ。次に桟橋を下って行くと不動岩の基部に着く。日だまりを見つけて休憩。ノンビリとした時間を過ごす。
 不動岩基部からは片桟橋で不動岩を回り込むように進む。桟橋の下を覗き込むと桟橋が出来る前のコースがあり岩場に打ち込まれた鉄筋棒が残っている。桟橋が無かったころはどのように歩いたのだろう。
 この後も岩穴をくぐったり急なハシゴを登ったりとコースは変化に富んでいる。鷲岩の展望岩を過ぎ、紫明峰の案内板まで来ると西物見岩が見える。天狗岩、稚児岩入口の案内板が出てくるので寄ってみたいところだが、まだ体力的に余裕が無く先が長いので無理はしないでおこう。案内表示に従って霊山の岩場をすべて登ると、まる1日かかるが興味のある人は是非どうぞ。紫明峰の岩峰もここまでで、後は日枝神社跡への下り道になる。

日枝神社跡(正面は日枝神社奥宮、左が霊山寺奥の院千手観世音が祀られた観音堂)
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 林道大霊山線から直接登ってくる道(参道)に出たら左に折れると日枝神社跡はすぐである。日枝神社跡には今は日枝神社奥宮の建屋と霊山寺奥の院千手観世音が祀られた観音堂がある。戻ってさらに東へと進むと独鈷清水を経て霊山寺跡に出るのだが今日は寄り道をしないで三角点(点名:猿跳)を目指す。
 途中に釣瓶落岩があるので寄り道する。ここから西物見岩のある霊山城跡の806m標高点ピークが見える。今日は気温も低く日陰には氷柱が残っていた。霊山城跡への登りにかかると東物見岩への分岐を左に分ける。霊山城跡は後で寄ることにして、左のトラバース道へと足を踏み入れる。最短で霊山の最高峰である東物見岩を目指す。

東物見岩からも太平洋が見える
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次のピークにある三等三角点(点名:猿跳)
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望洋台でお昼ご飯
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 右から霊山城跡からの縦走路を合わせ、少し登ると東物見岩に着く。ここからも太平洋が見える。風も多少あり気温も低いので先へと進む。学問岩手前の三角点「猿跳」を写真に収め望洋台まで行って昼食を取ることにした。ここからは太平洋が良く見える。見晴らしは良く、三角点の点名にもなっている猿跳ね岩にも単管橋が架けられている。

下る途中にある日暮岩、正面に弁天岩が見える
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 昼食を終えたら五百羅漢岩を経て日暮岩へと下る。日暮岩からは向かいの尾根に連なる弁天岩が正面に見ることが出来る。もう少し下ると霊山こどもの村から霊山城跡へ登るメインルートに出るので、国司沢を経て護摩壇を経由して霊山城跡へ登り返すことにする。

メインルートから外れて親不知子不知を経て護摩壇へ
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護摩壇
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雪を被った吾妻連峰が正面に見える
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 護摩壇入口から左に折れて下って行くと親不知子不知、さらに岩場のへつり道を進むと護摩壇に着く。護摩壇からは吾妻・安達太良が一望できる。絶好のビューポイントで今日は雪を被った吾妻山が正面に見える。護摩壇を回り込むように進み国司館跡へと上がると、山頂の霊山城跡はすぐである。

霊山城跡へと登り返す
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城跡にある説明板
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「霊山」の大きな石碑
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西物見岩からの眺めも良い
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 霊山城跡の広場を通り抜けたら日枝神社跡へと向かい、林道大霊山線から登ってくる登山道(参道)を下る。しばらく下ると紫明峰下部のトラバース道を右に分け、そのちょっと下でクライミングエリアへの道を左に分ける。このまま下りてしまうのももったいないので、途中日だまりを見つけてノンビリと休憩した。更に下ると新しくクライミングエリアの標識が立っていた。エリアが増えたようだ。

クライミングエリアを示す標識
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一の鳥居跡
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 一の鳥居跡を過ぎ、道幅は徐々に広くなって林道大霊山線の登山口に出る。地形図ではここから霊山閣跡への道もあるのだが藪が酷く案内標識も無いので歩く人はいない。林道大霊山線を北へと向い県道浪江国見線を下れば車を置いてきた霊山閣跡の駐車場に戻ることが出来る。
 2年前にも同じコースを歩いているので記録を見直してみると、その時よりも1時間も多くかかっている。ノンビリ休憩しながら歩いたこともあるが、間違いなく体力は低下しているようだ。

<概念図>

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<GPSトラック>  往路=赤 復路=青
霊山
2021.11.29_霊山(地理院地図)