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 高松山は福島市の東方にあり、福島市街地を一望できる絶好の展望台のひとつである。以前から峨嶁山ハイキングコースとして整備され親しまれてきた里山で、登路としては岡山の鹿島神社と安洞院が登山口となる。岡山とは以前の岡山村で現在の山口、岡部、岡島のエリアで、鹿島神社の場所は旧岡山村岡島に当たる。案内板のある鹿島神社の駐車場に車を止めさせてもらうことにした。

<山名> 高松山(たかまつやま)194.8m四等三角点峰(廃止)
<山行期間> 2021年12月15日 (水)
<コースタイム>
鹿島神社(9:15)→高松山(9:37)→杵沼(9:51)→小峨嶁山(9:56,10:05)→安洞院・薬師堂(10:29)→市道→鹿島神社(10:45)
<メンバー>
L和○×2

 北側の福島工業団地まで幅の広い舗装路があるのだが、中屋敷側の道路が狭いため工業団地への道路は車両通行止になっている。ゲートを抜け舗装路を進むと、すぐに旧道を右に分ける。ハイキングコースの散策路入口は登り切ったところから右に入る。鹿島神社のところに案内板はあるものの、途中の案内標識は少なく注意が必要だ。

鹿島神社にある峨嶁山ハイキングコース案内板
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車両通行止の工業団地への道から右の旧道へ入る
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旧道からハイキングコースへ
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参道の途中にある幟立の石柱
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山腹をトラバースするように登って行く
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途中にある強清水
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尾根に乗ったら左のピーク(高松山)へ向かう
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 幟立ての手前で安洞院へ下る散策路を右に分ける。ここ数年は安洞院側が除染廃棄物の仮置場になっているので通ることは出来ない。幟立てから高松山の南側斜面をトラバースしながら山道を登って行く。強清水を過ぎ、道が勾配を増すと尾根の分岐に出る。左に折れて登って行くと四等三角点のある高松山に着く。山頂には石の祠・雷神社(鹿島神社奥の院)が祀られている。アカマツの木々の間から福島市街が一望できる。阿武隈川を挟んで正面に信夫山が見え、天気が良ければその奥に吾妻山が見えるのだが今日は雲がかかって山の上部が隠れてしまっていた。しばし展望を楽しんだら杵沼(きぎぬま)に向かおう。

アカマツが多い
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山頂の四等三角点(廃止)
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山頂にある鹿島神社の奥の院・雷神社
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木々の間から福島市街が良き見える
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杵沼(きぎぬま)へ寄ってみる
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岡山の水かけ祭発祥の地とされている
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 いったん分岐まで戻ったら今度は尾根伝いに進む。道は岩場をトラバースするようについている。雨の日はスリップしないように注意したい。すぐに嶁山への分岐に出る。これが下山コースの安洞院への道だ。
 まずは杵沼に寄り道していこう。真っ直ぐに進むと直径2m弱の小さな沼がある。ここが雨乞沼とも呼ばれる杵沼だ。昔干ばつの時に村人が雨乞いをしたと言われている。本当に杵のように丸い形をした池塘で、渇水期のこの時期でも水をたたえている。杵沼を見学したら戻って
小峨嶁山を経て安洞院へと向かうことにする。

小峨嶁山からの眺め
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ちょっとひと休み
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小峨嶁山の岩場
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アカマツの尾根を下って安洞院へ
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安洞院の子育・水子地蔵尊
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説明板
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安洞院の墓地の中を下って行く
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現在、ハイキングコースは除染廃棄物仮置場になっていて山道で鹿島神社に戻ることは出来ない
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安洞院の薬師堂と六地蔵
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市道を通って鹿島神社へ戻る途中にある「休み処」、野菜の無人販売もしている
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周回して鹿島神社へ戻る
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 尾根を少し進むと小峨嶁山の岩場に出る。展望が良く、すぐに下ってしまうのも勿体ないので岩場の上で休憩をとった。日が差せば暖かくさえ感じる。
 尾根を下って行くと安洞院の子育・水子地蔵尊のところに出る。コンクリートの道を下るとここにも「峨嶁山ハイキングコース案内板」がある。墓地を下り除染廃棄物仮置場の前を通り薬師堂に寄ってみた。除染廃棄物の中間貯蔵施設への移動が始まったものの、まだ山道で鹿島神社に戻る道は使えないので、多少遠回りにはなるが市道を歩くことにした。途中には「休み処」があり自動販売機が設置されている。野菜の無人販売もしていて今日はゴボウが5本で1袋100円で販売されていた。家内がゴボウのきんぴらを作ると言うので2袋を買って鹿島神社へ戻った。 

<概念図>
2021.12.15_高松山_fig001

<GPSトラック>  往路=赤 復路=青