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 週末は天気が落ち着きそうだ。14日にコロナワクチンを接種し肩に痛みが残っているものの何とか歩けそうなので箕輪山へ登ってから迷沢へ下ってみることにした。自慢じゃないが体力は無いので箕輪スキー場のリフトを利用して登ることに。

<山行期間> 2022年1月16日(日) 
<コースタイム>
箕輪スキー場(8:30)=Cリフト=リフト降り場(8:39,8:48)→箕輪山(10:11,10:29)→仏沢(10:44,10:52)→鉄山避難小屋(11:19,11:28)→休憩・標高1350m地点(11:51,12:16)→迷沢渡渉点(12:42,12:53)→岩弓橋(13:11)
<メンバー>
L和○、都○、鈴よ

Cリフトで標高1380mまで楽させてもらう
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リフトを降りて箕輪山を見ると怪しい雲行き
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箕輪山へ向けて登り始める
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振り返ると磐梯山も雲が切れ日が差してきた
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山頂手前にある計測機器(気象庁の地震計)
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箕輪山から安達太良の本山方向を見る
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 車1台を高森川の岩弓橋の駐車スペースにデポしてから箕輪スキー場に向かう。箕輪スキー場の駐車場は無料で、利用するリフトは今年からすべて1回券500円になった。(昨年まではCリフトは700円)スタートはCリフト終点の標高1380m地点、シールを貼って登り始める。樹氷群をさけて左側に寄り歩きやすいところを見つけて山頂を目指す。後続の登山者は3名、ほぼ同じルートを取ったようだ。
 最後の登りは低木帯のシュカブラで歩くづらくなる。それでも思ったほど硬くないので例年よりは楽だ。山頂手前の気象庁の地震計を右に見て山頂には10時11分に着いた。前年より9分遅れ、何だか毎年カメになっていくようだ。

箕輪山南東斜面はウインドクラストで快適とはいかず
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箕輪山南斜面へ回り込む
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仏沢でシールを付け直す
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仏沢に沿って鉄山避難小屋を目指す
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エビの尻尾で覆われた鉄山避難小屋
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小屋へは東側の窓から出入りできる
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 箕輪山からの眺めは大変良い。集合写真を撮り360度の大パノラマを楽んでから東側に向かう。南東側がオープンバーンになっているのでシールを剥がしてひと滑りするのだが、例年に無くウインドクラストしていて滑りにくい。下り過ぎないで早めにトラバースして箕輪山の南斜面に入り込んだ。
 仏沢に出たらシールを付けて
鉄山避難小屋を目指す。仏沢の雪の量は充分。今年は篠竹に赤布が付けられた標識が連打してあった。仏沢の左岸を緩やかに登っていく。鉄山西尾根に出ると鉄山避難小屋は目の前だ。小屋の外側はすごいエビの尻尾で覆われていた。天気も良く風も弱い。時間も早いので高度を下げてから昼食にすることに。シールを剥がして滑降に移る。

沼ノ平を挟んで船明神山から障子ヶ岩が目の前に見える
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迷沢のコルへと移動する。前方に見えるのはシャクナゲの塔
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鉄山西尾根の南斜面をトラバースして滑る
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コルから迷沢の源頭に滑り込む
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今年の樹氷は見事
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 11時28分、鉄山避難小屋から滑り始める。尾根はシュカブラとエビの尻尾で滑りにくいので、尾根の南斜面をトラバースするように滑ることに。シャクナゲの塔を右に見て1642m標高点ピークとの迷沢源頭のコルへと滑り、次に迷沢の右俣右沢の源頭に滑り込む。ほどほどの積雪量で滑るに支障は無いがバーンは所々硬めである。1500m標高点の南側を通過し、迷沢の右支沢の源頭から左の尾根のオープンバーンになっている雪原に滑り降りる。このコースで一番気持ちの良いところだ。
 テクテクのHさんたちが昼食休憩していたので混ぜてもらって一緒にお昼ご飯にした。ここまで硬いバーンと滑りやすいバーンが混在していたが、標高を1300mまで下げると雪質も一定になり滑りやすくなった。1192m標高点の広い尾根に乗れば、後はルートを誤ることはない。

快適な斜面が続く
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迷沢の渡渉点
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迷沢の氷柱は今年も健在
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仏沢の橋を渡る
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対岸に国道115号の岩弓橋が見える
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国道に出て山行を終える
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 雪質も良く快適な滑降が続く。1075mのコルまで来て尾根伝いに降りるか、それとも地竹道に降りるか迷う。尾根伝いの木の育ち具合を確認しておくのも良いだろうと真っ直ぐ進んだが、相変わらず樹間が狭く滑りづらい。やはり地竹取りの作業道に下り迷沢渡渉点に向かった方が正解だったようだ。
 迷沢の渡渉点に雪は付いていなく、シールを付け直して上流へ50mほど進んでから対岸に移った。途中に倒木が2本、有料の
地竹取りが無くなってから道の整備は行われていないので道は荒れてきているようだ。迷沢の氷柱は今年も健在。仏沢の橋を渡ると国道はすぐである。道路を横切り岩弓橋猪苗代側の駐車スペースに止めてあった車に乗り込み箕輪スキー場に戻った。箕輪スキー場に下山報告をすませ無事山行を終える。リハビリ山行にお付き合いしてくれたお二人に感謝。

<GPSトラック>
箕輪山