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 宇津峰は郡山市と須賀川市の境に位置し、かつて南北朝時代には霊山とともに南朝方の拠点として壮絶な攻防が繰り広げられた城跡でもある。登山口としては馬場平登山口、塩田登山口、縦走路となる足尾神社登山口などがある。今回は新うつくしま百名山に載っている須賀川市市民の森登山口から登ってみることにした。私にとっては初めてのルートである。

<山名> 宇津峰(うづみね)676.7m二等三角点
<山行期間> 2022年4月6日 (水)
<コースタイム>
須賀川市市民の森駐車場(10:32)→登山道入口(11:00)→宇津峰(11:30,11:53)→こかげ広場(12:10)→西音森山(12:20)→須賀川市市民の森駐車場(12:40)
<メンバー>
L和○、和よ

 まずは宇津峰カントリークラブを目指す。途中に案内表示もあるので何とか須賀川市市民の森へたどり着ける。管理棟前の駐車場に車を置かせてもらい身支度をする。案内図を見て車止めのしてある林道を登り始める。左下にはキャンプ場や多目的広場、遊具や牛の牧場など市民の森の施設が見える。道端の右側にはショウジョウバカマが群生していた。

須賀川市市民の森にはキャンプ場や多目的広場、遊具や牛の牧場などもある
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宇津峰山総合案内図
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車止めのある林道を登って行く
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左下に見えるキャンプ場
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牛舎もある
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ショウジョウバカマが群生する
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スギの造林地を通る
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三叉路から尾根伝いの登山道(踏跡)に入る
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 スギの造林地を通りカーブをやり過ごすと三叉路に出た。左側の市境のピークには散策路と四阿があった。さて新うつくしま百名山に載っている登山道だが標識があるわけでも無く、どうしたものかとウロウロしてみると正面に微かな踏跡があった。どうもこの踏跡が登山道のようだ。踏跡は登り初めてすぐにハッキリしたものになった。案内図にある登山道は三叉路を右に折れて「こかげ広場」を経て塩田登山口からの参道を登るようになっているのだ。登山道(踏跡)は宇津峰へと一気に登り詰める。
 途中で下ってきた人から「この道は何処へ出るのか」と聞かれた。どうも道があるからと下ってきたようだが、話を良く聞いてみると車を置いてきたのは御井戸の清水らしい。まるで逆方向である。下れると言われたから降りてきたようだが鐘撞堂跡から馬場平口への下山路と間違えたようである。本で紹介されている登山道は標識も無く慣れない人はわかりづらいと思う。案内図の通りに「こかげ広場」から参道を登るか、三叉路から左に折れて馬場平登山口からの登山道を使って山頂を目指した方が良いかもしれない。距離も250mほど林道歩きが加わるだけで、標識も道もしっかりしている。

道形はハッキリしているが急登だ
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馬場平登山口からの道と合わさる
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鳥居をくぐる
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山頂手前には四方を土塁で囲まれた「千人溜」がある
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千人溜から山頂へ
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石碑の建つ宇津峰の山頂
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二等三角点(点名:雲水峰)
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 出だしは踏跡程度だった道も入ってみるとハッキリした登山道になり、尾根伝いに急坂を登っていく。やがて馬場平からの道を合わせ鳥居のところに出る。鳥居をくぐると
四方を土塁で囲まれた「千人溜」があり、石の祠が鎮座しる。三角点のある山頂はもう少し先で、右に四阿を確認し進むと石碑群があり広場になる。ここが山頂で二等三角点もすぐに見つけることが出来た。見晴らしは千人溜の須賀川市側の参道にある鳥居の所が良い。お昼には少し早いのでコーヒーを飲みながらシュークリームを食べてノンビリと時間を過ごした。

鳥居のところからの展望
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塩田登山口から続く参道を下る
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こかげ広場にはトイレもある
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塩田登山口へは広場から南へ下る
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 帰路は塩田登山口からの参道を下る。急坂には古いが手摺りもあり道幅も広い。登ってきた登山道(踏跡)とは大違いだ。下って行くと20分としないで「こかげ広場」に出る。左側が塩田登山口へ下る参道、右が市民の森、馬場平登山口のある国道49号の谷田川方面へ向かう道だ。これから行く西音森山は正面の道を登る。

私たちは西音森山へ登り返す
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西音森山にある四阿
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西音森山にある方位盤
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 西音森山へは10分ほどの登り。四阿があり方位盤には周りの山々がわかるように鳥瞰図になっている。最後の休憩ポイントなので休んでいくと良いだろう。後は尾根伝いに落葉した木々の間を下って行く。

尾根伝いに落葉した樹林帯を下る
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スミレも咲き始まった
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まだ葉が付かない落葉広葉樹林は明るくて日差しが気持ちよい
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スギの造林地まで来ると登山口は近い
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テープ代わりに付けられたアマビエの標識
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コースは程よく整備されている
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市民の森管理棟前の駐車場は目の前
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ゆっくり歩いても2時間ほどで戻ることが出来る
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 明るい日差しを受けながら落葉広葉樹林帯を下りスギの造林地になると登り始めた市民の森は近い。アマビエのコースの目印が可愛い。鐘が出てくると駐車場は目の前である。ゆっくり休みながら歩いても2時間ほど。
御井戸の清水方面に下ると時期にはニリンソウが咲き誇り、たくさんの山野草が花をつける。市民の森側も花の時期に訪れるとショウジョウバカマだけでなく楽しめそうだ。

帰りに本宮の日輪寺に寄ってみた
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日輪寺のシダレザクラは樹齢200年とも言われている
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見事な枝振りのシダレザクラ
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 宇津峰を登り終えてから、三春の「たむら屋」に寄って「蕎麦とくるみ餅セット」を食べ、
本宮市にある日輪寺のシダレザクラを見て、最後は大玉村の「あだたらの里直売所」で買い物をしてと、家内のお付き合いで1日があっと言う間に過ぎてしまった。

<GPSトラック>  往路=赤 復路=青
2022.04.06_宇津峰