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 前日は雨のため東吾妻山の往復になってしまった。濡れた装備を乾かしながらも消化不良な感じで、1日違いで同じコースを計画していた柏○パーティに急遽混ぜてもらうことにした。今日の天気は良さそうだ。

<山行期間> 2022年4月24日(日) 
<コースタイム>
浄土平(8:45)→東吾妻山(10:20,10:38)→姥ヶ原(10:53,10:59)→前大巓(11:52,12:17)→酸ガ平避難小屋(12:25)→浄土平(12:45)
<メンバー>
L柏○、渡て、涌○、和○

浄土平から歩き始める
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登山者カードを投函して登山道へ
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すぐに雪が出てくる
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東吾妻山の山頂部も見えている
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まずは東吾妻山へと向かう
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東吾妻山の三角点と山頂標識、日曜で天気が良いこともあって訪れる人は多い
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山頂から一切協山方面を見る
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県境はうす曇りで展望はイマイチ
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 現地集合で浄土平駐車場へと向かう。昨日と違って天気は良さそうである。駐車場に着くとすごい車の数で無料開放の成果はあったようだ。通年無料だと都合が良いのだが7月末までの限定だ。出発準備をしてメンバーを探すが車が多すぎて見つけるのに難儀する。ようやく見つけていざ出発。
 木道を歩いて登山道に入り登山者カードを投函する。すぐに雪は出てくるのでスキーに履き替えた。歩きやすいところを登り蓬莱山の裾から東吾妻山を目指す。勾配が増して登って行くと程なく山頂部の緩斜面に出る。木々を縫うように進み東側が開けた斜面に出ると山頂はすぐである。多くの人が休んでいた。スキーをデポし、ハイマツをショートカットして山頂に出た。
 展望は利くものの高曇りでスッキリとは晴れてくれない。それでも近くの山々は見ることが出来た。集合写真を撮ってからすぐにスキーデポ地に戻りシールを剥がして滑降準備だ。

山頂部から高度を下げ窪へと入り込むと樹林から抜けて滑りやすい斜面が続く
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姥ヶ原の東端へと移動する
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雪が途切れるのはほんの少し、鎌沼の脇を歩いて前大巓を目指す
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振り返ると登ってきた東吾妻山が見える
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混雑する前大巓の山頂
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 山頂から標高1900mあたりまで進み左にトラバースしながら下って塩川源頭の窪へと入り込む。窪は木々が抜けているので滑りやすい。そのまま姥ヶ原東端へと滑り込むことが出来る。雪が途切れたのでスキーを担いだが、木道を歩いたのはほんの少しで、すぐに雪が出てきた。シールを付け直し鎌沼の縁を歩いて前大巓へと向かった。何とか雪が付いているので直接前大巓へと登ったが、途中で木々に阻まれ思ったより苦戦。素直に鎌沼の縁を歩き前大巓のオープンバーンを登った方が早かったようだ。
 天気が良い日曜日でもあり、お昼休みと重なったこともあって前大巓の山頂にはたくさんの人であふれかえっていた。福島にこんなに山スキーヤーいたのかと驚くぐらいの人である。

前大巓のオープンバーンを滑り振り返る
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眼下には鎌沼と蓬莱山、その先に高山、安達太良が見える
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酢ガ平避難小屋の左側は雪が繋がっていた
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避難小屋から蓬莱山の東斜面へ移動
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パラグライダーを楽しんでい人もいる
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滑りはあっと言う間に終わってしまう
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木道を歩いて駐車場へ
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1周4時間の春スキーを楽しんで山行を終える
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 ノンビリと昼食休憩をとってから滑降を開始する。オープンバーンをひと滑りし適当な場所から酢ガ平避難小屋を目指す。途中、平石山の斜面を見るとたくさんの人が滑っている。今年は平石山の斜面もしっかりと雪が残っていた。滑り足りなければ平石山をひと滑りして戻れば良い。
 雪は避難小屋の後ろ側が繋がっていてスキーを脱がないでも沢筋に移動できた。蓬莱山のオープンバーンに回り込むとパラグライダーを楽しむ人もいた。雪質はザラメて比較的雪面も荒れていないので滑りやすい。沢沿いに高度を下げると登山道に出る。地元の山は天気を見ながら気軽に行けるのが良い。

<GPSトラック>
前大巓
往路=赤 復路=青