
矢大臣山は小野町といわき市の境に位置し、山頂は広々とした芝生の広場になっていて展望台もあり眺めは大変良い。矢大臣山は阿武隈高原中部県立自然公園にも指定されていて春にはミヤマアヅマギクが群生することでも知られている。登路としては小白井からの電波施設管理道路と、川羽内からの湯沢登山道がある。以前歩かれていた荒屋敷登山口は駐車場も無く現在は通行禁止になっている。お勧めはブナ林を経て山頂に至る川羽内からの湯沢登山道のコースである。道路の分岐にある案内板が目印で、変形四差路から東に入ると矢大臣山登山者用臨時駐車場の案内板が出てくる。今日はアヅマギクを見に出かけてみることにした。
<山名> 矢大臣山(やだいじんやま)964.4m二等三角点峰
<山行期間> 2022年5月6日 (金)
<コースタイム>
川羽内・湯沢登山口(10:13)→ブナ林(10:57)→長持石(11:44,11:50)→矢大臣山(12:10,12:38)→ブナ林(13:30)→川羽内・湯沢登山口(14:03)
<メンバー>
L和○、和よ
矢大臣山の湯沢登山口

棚田(休耕田)の脇を進む

以前訪れたときの造林地は伐採地と化していた

スギの造林地を登って行く

?花だけ見るとユキサザにも似てるけど。これってもしかしてアブクマトラノオ?

塩ビ管の外れた水飲み場

シロバナエンレイソウ

堀切された作業道を行く

ヤエザクラもだいぶ散ってしまった

作業道の合流点

作業道にはニリンソウが群生していた

ヒトリシズカ

チゴユリ

ブナ林

湯沢ブナの説明板

ブナ林から見えるのは何山だろう。方角的には日陰山か高柴山のような気もするが霞んでいて良くわからない

登山口の標識に導かれて右の農道(作業道)に入ると、一昨年はスギの造林地だったところが伐採されて様変わりしていた。伐採地を過ぎ鬱蒼としたスギ造林地に入ると水飲み場が出てくる。さらに登っていくと切通しで尾根を抜け軽トラも通れる作業道に出る。この道は荒屋敷から上がってきているようだ。右の尾根を見上げると鳥居がある。尾根伝いに道があり650mピークに古峯神社のお札が納められている小さな石の祠があるので時間に余裕があれば帰りに寄ってみるのも良いだろう。ヤエザクラは散り始めて葉ざくらになり始めていた。
矢大臣山へは作業道を素直に進む。道にはニリンソウが群生し目を楽しませてくれる。ヒトリシズカやチゴユリも花を付けていた。家内と一緒なのと写真を取りながらなので遅々として進まない。コースはの途中には標識もあって迷うことは無いだろう。歩き始めてちょうど45分ほどでブナ林に着いた。時間のかかりすぎである。
ブナ林は、かつてのブナの原生林で、今は伐採されて大ブナだけが残されている。大ブナは胸径1.5mぐらいあり、日当たりも良く絶好の休憩ポイントになっている。説明場を見ると昔は「湯沢ぶな」と呼ばれ、炭にされ夏井駅から各地へ送られたと言う。


ヤマツツジ

新緑がすがすがしい

山頂まで1kmの標識

ここまで来ると長持石も近い

長持石

ブナ林から先も作業道は続く。右に土塁を見ながら15分ほど進むと左から荒屋敷からの道を合わせるが、通行禁止になっていて道にロープが張ってある。ヒノキの造林地までくると作業道から離れて登山道に入る。落葉した木々の間を登っていくと登山道は大きく左にカーブし階段を登ると長持石に着く。長持石の由来が書かれている案内板もある。
沢に下ると水飲場もある

山頂部の鉄塔が見えてきた

矢大臣神社の祠と山頂を示す標柱

祠の裏にある二等三角点

フデリンドウ

展望台からの眺め

下にはツツジの広場

ありましたミヤマアヅマギク

群生するのはもう少し後になる

オオカメノキ?


新緑の中を下る

ブナ林に戻る

ニリンソウの群生地

右に矢大臣山の山頂を望むことが出来る

駐車場に戻って山行を終える

長持石を過ぎると水場の分岐に着く。ここから山頂へ最後の登りだ。山頂部のアンテナ群が見えてくると山頂はすぐである。鉄塔が見えミヤマアヅマギクが出てきた。とは言ってもまだ時期的に早かったが数本が咲く程度だった。群生しているときに来たかったが読みが甘かったようだ。山開きは6月上旬なのでその時期だとツツジも一緒に見れるかもしれない。
山頂部は草地で、とにかく広い。北側には展望台もあり、阿武隈山系の山々がよく見渡せる。三角点のある矢大臣山の山頂は、もう少し北の一段高いところになる。小さな祠(矢大臣神社)と、その裏に二等三角点がある。戻って展望台に上がると方位盤があり周りの山が特定できるようになっている。風があるので展望台下のツツジに隠れて昼食にした。
矢大臣山の湯沢登山口

棚田(休耕田)の脇を進む

以前訪れたときの造林地は伐採地と化していた

スギの造林地を登って行く

?花だけ見るとユキサザにも似てるけど。これってもしかしてアブクマトラノオ?

塩ビ管の外れた水飲み場

シロバナエンレイソウ

堀切された作業道を行く

ヤエザクラもだいぶ散ってしまった

作業道の合流点

作業道にはニリンソウが群生していた

ヒトリシズカ

チゴユリ

ブナ林

湯沢ブナの説明板

ブナ林から見えるのは何山だろう。方角的には日陰山か高柴山のような気もするが霞んでいて良くわからない

登山口の標識に導かれて右の農道(作業道)に入ると、一昨年はスギの造林地だったところが伐採されて様変わりしていた。伐採地を過ぎ鬱蒼としたスギ造林地に入ると水飲み場が出てくる。さらに登っていくと切通しで尾根を抜け軽トラも通れる作業道に出る。この道は荒屋敷から上がってきているようだ。右の尾根を見上げると鳥居がある。尾根伝いに道があり650mピークに古峯神社のお札が納められている小さな石の祠があるので時間に余裕があれば帰りに寄ってみるのも良いだろう。ヤエザクラは散り始めて葉ざくらになり始めていた。
矢大臣山へは作業道を素直に進む。道にはニリンソウが群生し目を楽しませてくれる。ヒトリシズカやチゴユリも花を付けていた。家内と一緒なのと写真を取りながらなので遅々として進まない。コースはの途中には標識もあって迷うことは無いだろう。歩き始めてちょうど45分ほどでブナ林に着いた。時間のかかりすぎである。
ブナ林は、かつてのブナの原生林で、今は伐採されて大ブナだけが残されている。大ブナは胸径1.5mぐらいあり、日当たりも良く絶好の休憩ポイントになっている。説明場を見ると昔は「湯沢ぶな」と呼ばれ、炭にされ夏井駅から各地へ送られたと言う。


ヤマツツジ

新緑がすがすがしい

山頂まで1kmの標識

ここまで来ると長持石も近い

長持石

ブナ林から先も作業道は続く。右に土塁を見ながら15分ほど進むと左から荒屋敷からの道を合わせるが、通行禁止になっていて道にロープが張ってある。ヒノキの造林地までくると作業道から離れて登山道に入る。落葉した木々の間を登っていくと登山道は大きく左にカーブし階段を登ると長持石に着く。長持石の由来が書かれている案内板もある。
沢に下ると水飲場もある

山頂部の鉄塔が見えてきた

矢大臣神社の祠と山頂を示す標柱

祠の裏にある二等三角点

フデリンドウ

展望台からの眺め

下にはツツジの広場

ありましたミヤマアヅマギク

群生するのはもう少し後になる

オオカメノキ?


新緑の中を下る

ブナ林に戻る

ニリンソウの群生地

右に矢大臣山の山頂を望むことが出来る

駐車場に戻って山行を終える

長持石を過ぎると水場の分岐に着く。ここから山頂へ最後の登りだ。山頂部のアンテナ群が見えてくると山頂はすぐである。鉄塔が見えミヤマアヅマギクが出てきた。とは言ってもまだ時期的に早かったが数本が咲く程度だった。群生しているときに来たかったが読みが甘かったようだ。山開きは6月上旬なのでその時期だとツツジも一緒に見れるかもしれない。
山頂部は草地で、とにかく広い。北側には展望台もあり、阿武隈山系の山々がよく見渡せる。三角点のある矢大臣山の山頂は、もう少し北の一段高いところになる。小さな祠(矢大臣神社)と、その裏に二等三角点がある。戻って展望台に上がると方位盤があり周りの山が特定できるようになっている。風があるので展望台下のツツジに隠れて昼食にした。
帰路は登ってきた湯沢口の登山道を戻る。なお小白井口からの道は電波施設管理道路で途中にゲートがあり一般車両の乗り入れは禁止されている。ゲート前には5~6台の駐車スペースがあるものの歩いては面白みに欠ける。
帰り足で口太山のニリンソウの群生地がどうなっているか寄ってみた。時期的には5月連休が最盛期で、今年も健在だった。ヒトリシズカもまだ花を付けていた。昨年(2021.05.04)の記録はこちらから
帰り足で口太山のニリンソウの群生地に寄ってみた

エンレイソウ

まだヒトリシズカも健在だった

帰り足で口太山のニリンソウの群生地がどうなっているか寄ってみた。時期的には5月連休が最盛期で、今年も健在だった。ヒトリシズカもまだ花を付けていた。昨年(2021.05.04)の記録はこちらから
帰り足で口太山のニリンソウの群生地に寄ってみた

エンレイソウ

まだヒトリシズカも健在だった

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