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 関山は白河関の北北東に位置し、標高は618.3m、山頂に建つ満願寺は天平勝宝年間(749~757)に聖武天皇が光明皇后の追善と万民のために1寸6分の聖観音を安置した聖武天皇勅願の寺と伝えられている。また、関山・満願寺は、徳川軍と上杉軍が攻防戦を展開した場所のひとつでもある。境内には鐘楼(銅鐘)があり国認定の重要美術品にもなっている。
 登山路としては表参道の関山登山口、その他にも丸沢登山口や内松登山口、硯石登山口などがある。今日はまだ登ったことの無い内松登山口から上がって硯石登山口に下りてみることにした。

<山名> 関山(せきさん)618.3m三等三角点峰
<山行期間> 2022年5月15日 (日)
<コースタイム>
内松登山口(13:16)→下馬碑(13:53)→関山・満願寺(14:05,14:15)→下馬碑(14:22)→硯石登山口(14:52)→内松登山口(15:07)
<メンバー>
L和○、和け

 天狗山を登り終えたらちょうどお昼、なかや食堂に寄って「牛すじ卵とじ定食」を食べてから関山・内松登山口へと向かった。登山口には6~7台は駐められそうな駐車スペースがあり、日曜日と言うこともあってすでに3台ほど止まっていた。身支度をして登山口へ行くと参道脇には六地蔵とその中央に正観世音像の石仏が並んでいる。道の左側は伐採が進み明るい。ちょうどシャガが花を付けていた。

内松登山口の駐車箇所、6~7台は駐めることが出来そう
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内松からの参道(登山口)
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六地蔵と中央には正観世音像
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シャガが花を付ける
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左側は伐採が進んでいる
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フタリシズカ
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鬱蒼とした造林地の中を登って行く
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マムシグサ
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麓の集落が見える
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登って行くと表参道(車道)の下馬碑のところに出る
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 しばらくは伐採地を行くが、やがて鬱蒼とした造林地の登りになる。高度を上げていくと右側が開けて麓を見下ろせるところまで来た。だいぶ登ってきたようだ。やがて道はつづら折れに登り表参道(車道)の下馬碑のところに出る。道端にはクサノオウが咲き、シャガが群生する。やはり花の時期は歩いていても楽しい。

道端に咲くクサノオウ

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石仏の脇にはシャガが咲く
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鐘楼に提げられた銅鐘は白河藩主本多忠平が寄進したと言われる(国認定重要美術品)
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ここから富士山を望むことが出来る
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山頂に建つ満願寺観音堂
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山頂にあるのは三等三角点
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山頂からの展望は良く、眼下にJR東日本総合研修センターも見える
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 下馬碑からは車道を登って行けば良い。なお車で上がってくることが出来るのは下馬碑までで道路にはクサリで塞がれ数台は止めることの出来る駐車場もここにある。道路脇の斜面には見事なぐらいシャガが群生している。登って行くと所々に石仏があり寺務所らしき建物や子安観音などもある。境内には立派な鐘楼(銅鐘)があり左手には富士山が見える案内板もある。正面には立派な関山満願寺観音堂が建っている。説明文を読むと満願寺の管理は麓の旧奥州街道にある真言宗智山派成田山圓養寺のようだ。
 観音堂の右脇には三等三角点があり、展望もすこぶる良い。ベンチもあるのでゆっくり展望を楽しむのも良い。眼下には
JR東日本の研修センターがあり、その先には新幹線や白河の市街地が望める。

下りは硯石登山口へと向かう
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右に目をやると田圃に張られた水が輝いて美しい
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緩やかに下って行く
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ハルジオン
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造林地になると登山口も近い
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硯石登山口の標識
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道路の法面に咲くオオジシバリ
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道路を歩いて内松登山口に戻る
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 帰路は硯石登山口へと下ることにし、下馬碑から車道を外れて山道に入る。すぐに丸沢への道を左に分けるが硯石へは真っ直ぐに進む。右側を見ると田植えが終わったばかりの麓の田圃に張られた水が輝いて美しい。硯石コースは特に見所がある訳では無い。緩やかに高度を下げ造林地を抜けると道路に飛び出す。後は15分ほど道路を歩くと内松登山口へ戻ることが出来る。
 硯石参道の始点は更に下ったところにあり、入口には硯石磨崖三十三観音もある。時間に余裕があれば是非寄ってみたいとろだ。

<GPSトラック>  往路=赤 復路=青
関山