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 五頭連峰の一つである菱ヶ岳を登ってみた。完全縦走となると体力的に自信が無いので菱ヶ岳から三ノ峰コースの周回ルートである。2018年の宝珠山、2019年の五頭本峰についで五頭連峰を訪れるのは3回目である。

<山名> 菱ヶ岳(ひしがだけ)973.5m,二等三角点峰
<山行期間> 2022年5月29日 (日)
<コースタイム>
菱ヶ岳登山口(6:41)→菱見平(7:24)→北山(8:08,8:20)→笹清水(8:31)→菱ヶ岳(9:22,9:33)→与平の頭・中ノ沢分岐(9:59)→中ノ岳(10:24,10:30)→三又路(11:24)→一ノ峰(11:35,11:56)→三ノ峰避難小屋(12:09)→長助清水(12:41,12:53)→どんぐりの森キャンプ場(13:35,13:39)→菱ヶ岳登山口(13:57)
<メンバー>
L和○、鈴よ

 福島から登山口まで160kmほど。朝が苦手なので前日に奥村杉キャンプ場に泊まることにした。コロナの関係もあり空前のキャンプブームと相まってキャンプ場は車を駐めるところも無いぐらい盛況である。何とか車を駐めスペースを見つけて河原にテントを張った。今のキャンパーの人たちはそれぞれが静かな時間を過ごすのを目的としているので騒がしさは無く快適に休むことが出来た。

前日は奥村杉キャンプ場に泊まった
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菱ヶ岳登山口、登山届に記入して登り始める
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駐車場は広く結構な台数を駐めることが出来る
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登山道に取り付くとつづら折れに高度を上げる
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3合目、旧道はロープで塞がれている
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4合目が菱見平
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 広い駐車場に車を止め登山届けを投函して出発。最初はつづら折れに高度を上げて行く。3合目は廃道になった村杉口から登ってくる道の合流点で杉村口はトラロープで塞がれていた。4合目は菱見平で最初の休憩ポイントといった感じだ。樹林の中で特に菱ヶ岳が見えるわけでも無く展望も無い。菱見平の標識があるわけでも無く、まだ歩き始めたばかりなので先へと急ぐ。この辺からヒメシャガが登山道の脇に見られるようになった。花の写真を撮ったりしながらゆっくりペースで登って行く。
 尾根伝いにしばらく行くと登り始めて1時間30分で6合目の北山に着いた。ここは展望が利くのでひと休みしたいところだが休憩する場所が無いのでザックを下ろせるとこまで進んでひと休み。ノンビリと休憩しているうちに何パーティもの人たちに抜かれた。五頭連峰は人気があり菱ヶ岳から五頭山へと周回する人が多いようだ。

ヒメシャガが咲いていた
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5合目を通過・519m標高点尾根
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6合目まで登って来るとようやく見晴らしが利き山頂部が見える
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北山が6合目になる
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 北山から少し行くと登山道は夏道と冬道とに分かれる。手書き標識には「杉端」とあった。夏道を選択して左のトラバース道へと進む。地元の人の話では冬道は結構険しいみたいだが、トラバース道も木を跨いだりで歩きやすいわけでは無い。夏道は途中で水場の笹清水を経由してから冬道と合わさる。笹清水から冬道に合わさるまでの間が急で階段になっている。登山道の脇にはイワカガミが咲いていた。イワカガミと書いたが、私にはイワカガミもオオイワカガミも区別がつかない。花の名前は難しい。

夏道と冬道の分岐点、杉端
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夏道を行くと笹清水に着く
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急斜面には階段が設けられている
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イワカガミが出てきた
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菱ヶ岳への最後の登りを頑張る
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菱ヶ岳の山頂標識
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これが三角点かな?
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 9合目あたりから急登になり、ひと頑張りすると今日の目的地である菱ヶ岳の山頂に到着する。ここで宝珠山からの縦走路が合わさる。この時期になると周りの木々も葉が生い茂り見晴らしは利かない。五頭山へ向かう縦走路方面が少し開けているだけだ。少し休んでから三ノ峰コースを下るために中ノ岳へと向かう。

五頭山への縦走路に入る
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イワウチワも咲いていた
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まだショウジョウバカマも残っていた
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タムシバ
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アップダウンを繰り返しながら尾根伝いに進む
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オオカメノキ(ムシカリ)
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与平の頭・中ノ沢分岐
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おしべが10本あるのでトウゴクミツバツツジかな?
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イワカガミ?オオイワカガミ?は途切れること無く出てくる
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見晴らしが良くなったら中ノ岳は近い
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中ノ岳
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見えるのは飯豊連峰、このコースで最高の展望が得られる
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 五頭山への縦走路に入ると菱ヶ岳までの樹林帯の登りと違って快適な尾根歩きが楽しめる。時々展望も利き歩いていても気持ちが良い。登山道の脇にはイワウチワが咲きショウジョウバカマ、タムシバ、オオカメノキ、トウゴクミツバツツジ、イワカガミと次から次に花が出てくる。与平の頭・中ノ沢分岐を過ぎ、さらに進むと展望が利いてきて中ノ岳に着く。このコース一番のビューポイントで雪の残る飯豊連峰を望むことが出来る。しばし眺めを楽しんで休憩することに。

エンレイソウ
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ツクバネソウ
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サワハコベ
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キジムシロ
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チゴユリ
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ミヤマナルコユリ?
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タニウツギ
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ナナカマドの花?葉が違うような気もするが
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オオツクバネウツギ?
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チゴユリが群生する
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ツバキ
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龍神清水
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三叉路から一ノ峰へ下る
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 中ノ岳でノンビリとした時間を過ごしたら三叉路へと向かう。登山道の脇には様々な花が咲く。龍神清水の標識を見たら三叉路への登りにかかる。後一踏ん張りだ。アップダウンを繰り返しながら進んで三叉路には11時24分に到着した。日差しを避けて休んでいる人も多いが、お昼にはまだ早いので一ノ峰まで下ることにした。

一ノ峰で昼食休憩
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一ノ峰から菱ヶ岳方面が見える
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二ノ峰分岐
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三ノ峰へと向かう
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三ノ峰避難小屋
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三ノ峰コースと五ノ峰との分岐
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三ノ峰には不動明王の石仏
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 三叉路から左に折れ少し下ってから前一ノ峰まで軽く登り返す。ここの展望もすこぶる良い。休もうか迷ったが一ノ峰には五頭龍神の石碑と観世音菩薩の石仏あって区切りも良いので、もう少し下って一ノ峰で昼食休憩とした。ここでも地元の人にお話しをしながらノンビリした時間を過ごした。
 二ノ峰には薬師如来の石仏があると言うが寄らないで三ノ峰へと進む。三ノ峰避難小屋では日差しを避けて休んでいる人もいた。三ノ峰避難小屋はドーム型で内部は綺麗で大切に使われているようだ。三ノ峰コースを下るには五ノ峰への分岐を左に入る。すぐに三ノ峰で不動明王の石仏が目印である。

7合目の長助清水、1分ほどのところに水場がある
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気持ちの良い尾根歩き
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階段が出てくると登山口のどんぐりの森キャンプ場も近い
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どんぐりの森キャンプ場が三ノ峰コースの入口
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どんぐりの森の案内板
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どんぐりの森キャンプ場は無料で利用できる
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安野川に架かるどんぐり橋を渡って菱ヶ岳登山口へと戻る
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スキー場コースの入口
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菱ヶ岳登山口の駐車場に戻った
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 どんぐりの森キャンプ場へ向けて尾根伝いに下る。登山道は樹林帯なので日差しも避けられ、あまり暑さは感じなかった。7合目の長助清水まで下ってベンチでひと休み。水場は入ってすぐの所にあるので喉を潤すのも良いだろう。どんぐりの森キャンプ場が3合目なので長助清水はちょうど中間点ぐらいだ。登山道は急坂と緩やかな道が交互に出てくるので歩きやすい。
 
ブナも混じる気持ちの良い樹林の中を下り、5合目、4合目と過ぎ木製の立派な階段を下ると登山口である3合目のどんぐりの森キャンプ場に着く。キャンプ場の水場で汗を拭い、安野川に架かるどんぐり橋を渡って道路を下って行く。相変わらずのゆっくりペースだが菱ヶ岳登山口には14時少し前に着くことが出来た。

<GPSトラック>  往路=赤 復路=青
菱ヶ岳