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 家内が尾瀬に行くなら三条ノ滝に寄りたいと言うので、久々に裏燧林道を歩いてみることにした。雪の季節には山スキーでたびたび訪れる尾瀬だが、裏燧林道を歩くのは実に50年ぶりである。コースタイムは写真を撮りながらノンビリと歩いた時間なのであまり参考にはならないと思う。

<山名> 尾瀬(おぜ)尾瀬ヶ原~尾瀬沼
<期日>2022年6月12日(日)~13日(月)
<コースタイム>
6月12日
御池(7:36)→上田代(8:17)→天神田代(9:14)→裏燧橋(9:33,9:37)→兎田代分岐(10:24)→三条ノ滝(11:18,11:42)→温泉小屋(12:59)→東電小屋(13:55)→ヨッピ吊橋(14:15,14:27)→龍宮十字路(14:54)→見晴(15:26)
6月13日
見晴(6:52)→見晴新道分岐(7:11)→白砂峠(8:23)→沼尻平(8:53,9:00)→尾瀬沼山荘・三平下(10:14,10:34)→長蔵小屋(10:59)→大江湿原(11:25,11:30)→沼山峠展望台(12:00,12:12)→沼山峠休憩所・バス停(12:32,12:50)=御池(13:07)
<メンバー>
L和○、和よ

雨具を着け御池駐車場から歩き始める
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燧ヶ岳への分岐
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鹿対策のネット
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さっそくリュウキンカがお出迎え
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御池田代のミズバショウ
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姫田代
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木道の間にもミズバショウ(姫田代・雨で視界は悪い)
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ノメリ田代の標柱
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西田代
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裏燧林道はトラバース道なので所々で沢を横切る
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ようやく天神田代
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シボ沢に架かる裏燧橋
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 朝から雨の生憎の天気、最初から雨具を着け完全装備で御池駐車場を出発する。今日のコースは御池から裏燧林道を歩いて見晴までの行程だ。木道は雨に濡れて非常に滑りやすく神経を使う。ミズバショウは最盛期で御池田代、姫田代、上田代と途切れること無くついてまわる。ノメリ田代、西田代と次から次に出てくるが、木道の敷かれていない登山道はぬかるみ状態で雨具のズボンは泥だらけだ。シボ沢に架かる裏燧橋には2時間ほどかかったが、家内と一緒なのでまずまずのペースだ。ベンチに腰掛けて小休止、三条ノ滝から登ってきた方は急坂で酷かったとしきりに話してくれた。雨が降っているので下りは特に注意が必要だ。

兎田代から一気に下って三条ノ滝へ、水量がとんでもなく多い
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平滑ノ滝
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温泉小屋まで来ると雨も止んで明るくなってきた
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 シボ沢に架かる裏燧橋を過ぎたあたりからペースダウンし始める。段吉新道と三条ノ滝への分岐点である兎田代分岐から右に折れ急坂を下って兎田代に出る。兎田代で一旦平になるが三条ノ滝まで急斜面が続き登山道は雨で最悪の状態だ。運が良いのか三条ノ滝まで来ると雨は気にならなくなり、誰もいない三条ノ滝でゆっくりと昼食休憩をとることが出来きた。
 次は三条ノ滝から温泉小屋を目指す。道は段吉新道に合わさる手前の急坂まではトラバース道なので楽だが雨のせいでぬかるむ。見晴から空身で三条の滝までやって来る団体の登山者と足場の悪い急坂ですれ違いになり思ったより時間を費やした。温泉小屋には12時59分に到着、予定より1時間ほどの遅れである。それでも温泉小屋まで来てようやく雨が上がり明るくなってきた。

東電小屋分岐から東電尾瀬橋へ
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東電尾瀬橋から東電小屋を目指す
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残念ながら至仏山は雲の中
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ヨシッ堀田代から振り返って東電小屋を見る
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花茎の数と葉の形状からするとタテヤマリンドウか
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ヨッピ吊橋へと向かう
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日が差してショウジョウバカマも生き生きしてきた
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ヨッピ吊橋を渡って尾瀬ヶ原に入る
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 東電小屋分岐まで来ると今日の宿泊予定の見晴までは15分ほどだが、雨も上がったので予定通りヨッピ吊橋を経由して尾瀬ヶ原湿原へと向かうことにした。只見川に架かる東電尾瀬橋を渡り東電小屋からヨシッ堀湿原に下ると至仏山が正面に見える。が、残念ながら山頂部は雲の中。ヨッピ吊橋を渡ると木道は山の鼻と龍宮十字路の分岐になる。ここで雨具から完全に解放されて気持ち良く尾瀬ヶ原湿原を歩くことができた。尾瀬ヶ原湿原のミズバショウはすでに終わっていたがミツバオウレンが咲き、地味なワタスゲの花が咲いていた。

至仏山はまだ雲の中
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ミツバオウレン
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ワタスゲ
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龍宮十字路
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木道の先には龍宮小屋
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この辺りのミズバショウは終盤だ
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沼尻川の橋を渡る
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チングルマが出てきた
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見晴へ向かって木道を進む
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見晴の弥四郎小屋が正面に見えてくる
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弥四郎清水で雨具と靴の泥を洗い流す
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夕方になってようやく至仏山が姿を現した
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 龍宮十字路から左に折れ、龍宮小屋を過ぎて沼尻川を渡ると木道の脇にはチングルマが咲いていた。一直線に伸びる木道を進むと今日の宿泊予定の見晴・弥四郎小屋である。

<1日目のGPSトラック>
尾瀬1日目

 2日目は朝食をすませて7時少し前に歩き出す。今日は沼尻平から尾瀬沼山荘のある三平下を経て沼山峠へと向かう。天気は晴れの予報だが朝のうち寒々とした湿気のある曇り空。天候の回復を期待して出発する。

小屋を出て程なく見晴新道(燧ヶ岳)分岐になる
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イヨドマリ沢沿い咲くニリンソウ
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ダンゴヤ沢を渡って段小屋坂の登りにかかる
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白砂峠には雪が残る
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白砂湿原へと下る
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ミズバショウが咲く白砂湿原
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ワタスゲの花、これから白い綺麗な綿毛に変化する
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池塘に周りの新緑が映る
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 白砂峠までは沼尻川に沿って進むので登りが続く。程なく燧ヶ岳への見晴新道を左に分ける。イヨドマリ沢沿いにはニリンソウが群生していた。ダンゴヤ沢を渡り段小屋坂の急斜面を登り切ると雪が残る白砂峠である。登りはここまで。登山道を下ると白砂湿原に出る。ミズバショウが咲き池塘には周りの新緑が映ってとても綺麗だ。ワタスゲの花もたくさんあって、これがすべて綿毛になったらさぞかし見事だと思う。

イワナシ
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沼尻平に出た
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  沼尻平には8時53分到着、計画より30分ほど早いので予定通り尾瀬沼山荘がある三平下を経由することにした。沼尻平から長蔵小屋へは燧ヶ岳の麓を歩く北岸道の方が30分ほど短いので荒天時は北岸道を選ぶと良いと思う。

三平下へ向かうと木々の間から小沼が見える
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小沼湿原
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小沼湿原の池塘
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皿伏山分岐を過ぎると尾瀬沼を挟んで燧ヶ岳の全容を見ることが出来る
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三平下にある尾瀬沼山荘
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ここからの眺めもなかなか良い
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 沼尻平から三平下へと向かう。木々の間から小沼が見える。小沼湿原は小さな池塘があり時期が来れば花も綺麗なんだろうと思いながら通過。今見ることの出来るのはここでもミズバショウだ。皿伏山分岐を過ぎると尾瀬沼を挟んで燧ヶ岳を見ることが出来る。三平下には8時53分に着いた。尾瀬沼山荘前のベンチでお茶(小昼)タイムにしてノンビリとした時間を過ごす。ここにはトイレもあり、また尾瀬沼を挟んで燧ヶ岳が見えるので絶好の休憩ポイントだ。

左に燧ヶ岳を見ながら木道を歩く
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長蔵小屋
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長蔵小屋付近から見る燧ヶ岳
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 三平下から長蔵小屋へと向かうが、左側に燧ヶ岳を見ながら木道を歩くのが何とも言えない。長蔵小屋まではゆっくりと歩いても30分とかからない。今日は久々天気も良いので長蔵小屋まで来ると一気にハイカーが増えた。沼山峠から尾瀬沼を見に長蔵小屋まで往復する人も多いようだ。

長蔵小屋を過ぎると大江湿原に入る
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リュウキンカも日を浴びて綺麗に見える
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チングルマも咲いている
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長英新道からの道を合わせる
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大江湿原のミズバショウ
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大江湿原で小淵沢田代への道を分ける
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 大江湿原にはミズバショウ、リュウキンカ、タテヤマリンドウなどが咲いている。花を見ることが出来るのはここまでなのでノンビリと時間を過した。

沼山峠展望台でひと休み
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峠を越えて沼山峠のバス停へと下る
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沼山峠休憩所
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シャトルバスで御池へ戻った
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 大江湿原から沼山峠への登りには多少だが雪も残っていた。早く帰るのが勿体ないような気がして沼山峠展望台でひと休み。最後に緩やかに木道を下って行くと沼山峠バス停に着き山行も終わる。バスは大人600円、今日は30分間隔の運転だった。
 大江湿原のミズバショウは来週までは充分楽しめると思う。ワタスゲ、チングルマはこれから増えてきそう。今回咲いていた花は、ミズバショウ、ショウジョウバカマ、タテヤマリンドウ、リュウキンカ、ミツバオウレン、ワタスゲ、チングルマ、ニリンソウ、イワナシ、ムラサキヤシオツツジ、オオカメノキ、コブシ、コミヤマカタバミ(雨で花が開いてくれなかった)、イチリンソウなど。

<2日目のGPSトラック>
尾瀬2日目