
今日はリハビリを兼ねて東吾妻山の花を見に出かけることにした。天気は多少不安定だが午後からは回復の見込みなので期待をしたいところだ。いつもだと兎平駐車場に車を駐めて登山道で鳥子平まで行き東吾妻山へと登るのだが、今年は兎平駐車場にはロープが張られ立入禁止になっていた。そのうえ兎平駐車場はいつの間にかキャンプ場利用者のための駐車場とされてしまっている。ここは栂平園地の登山道入口であり、鳥子平を経て東吾妻山に向かうための起点でもあるので何とかして欲しいところだ。
<山名> 東吾妻山(ひがしあづまやま)1975.1m三等三角点峰
<山行期間> 2022年6月24日 (金)
<コースタイム>
鳥子平登山口(8:32)→景場平(9:06,9:14)→展望台(10:18,10:29)→東吾妻山10:42,10:44)→姥ヶ原十字路(11:20)→鎌沼・休憩(11:43,12:00)→浄土平駐車場(12:53)<メンバー>
L和○、都○、渡久
兎平駐車場が使えないので浄土平に車を1台デポしてから鳥小平入口へと向かった。雨の降る生憎の天気なので最初から雨具を着けて歩き出す。このルートは雨が降るとぬかるみもあり、粘土質なので歩きにくい。すぐにオオカメノキ、マイズルソウ、ミツバオウレンなど次から次に花が出てくる。一段上の景場平湿原までは30分ほどの道のりである。東吾妻山の山頂部が見え景場平の端に着く。景場平は2002年から行われた木道の整備で、湿原を荒らすことなく散策を楽しめるようになっている。池塘や池がありノンビリとした時間を過ごすことが出来る。
東吾妻山への登山口(鳥子平口)以前はここに鳥子平バス停があった

オオカメノキ

ムラサキヤシオツツジ?

ミツバオウレン

景場平に出ると山頂部が見える

チングルマは最盛期

ワタスゲはきれいな綿毛になっていた

景場平にある池

コバイケイソウも花を付けた

今の時期、景場平にはチングルマが咲き誇り登山者の目を楽しませてくれる。雨が降ったり日が差したりと目まぐるしく天気が変わるので雨具を着けたり脱いだりが忙しい。ワタスゲがきれいに白い綿毛に変わりコバイケイソウも花を付け始まった。ひと休みしてから展望台を目指す。
木道を進んで展望台を目指す

サラサドウダン

東吾妻ロボット雨量局への道を分ける。この奥には冬期の目印となるアンテナが立っている

ミネザクラ

展望台が近くなると池塘が出てくる

どこまでも続くチングルマの群生

何処を見てもお花畑、イワカガミも混じってとても美しい

展望台からの眺め

磐梯山も見える

手前に中吾妻、奥に西大巓、西吾妻、中吾妻と峰を連ねる

猪苗代湖も見下ろせる

次は展望台まで標高差は約200m、ひと汗絞られる。途中で「東吾妻ロボット雨量局」の道が分かれる。この奥にはロボット雨量計と大きなアンテナが立っている。冬期には良い目印になるアンテナだが夏の間は木々に覆われて見ることは出来ない。ロープが張られ立入が禁止されている。
景場平から1時間ほどで展望台に出た。ここからは磐梯山が正面に見え、眼下に猪苗代湖が見える。右を見ると手前に中吾妻の尾根が、その奥には西大巓、西吾妻山、中大巓などが峰を連ねる。展望を楽しんだら、近くにベンチがたくさんあるのでノンビリと休憩すると良い。ここから東吾妻の山頂までは10分ほどなので、どちらで長く休むかは、その時の気分次第と言ったところか。天候は回復基調、この先雨の心配はなさそうだ。
最後のひと登りで東吾妻の山頂に到着する

東吾妻山から見る磐梯山

眼下に鎌沼、左から前大巓、平石山、一切経山と続く

シャクナゲ

どこまでもイワカガミとチングルマがついて回る

東吾妻山までひと登り。山頂部は風が強く写真を撮っただけで下山を開始する。姥ヶ原へ一直線に下るが登山道も乾き始まったので酷い思いはしなくてすみそうだ。姥ヶ原の十字路へは30分ほどで下りる。十字路が近くなるとチングルマとイワカガミが群生し飽きることが無い。
姥ヶ原の十字路(左が谷地平、右が蓬莱山基部を経て浄土平)

何処までもお花畑、これでもかとイワカガミが咲く

姥ヶ原十字路から鎌沼へと下りる

鎌沼の北岸を歩いて酸ガ平(すがだいら)へ

鎌沼から見る東吾妻山

鎌沼の東端で昼食休憩

姥ヶ原の十字路は左が谷地平への道、右が蓬莱山基部を通って真っ直ぐ浄土平へ下る道だ。右の木道脇にはチングルマがこれぞとばかりに群生するので花を楽しみたいのであれば右に進めば良い。今日は時間も早いので鎌沼で昼食を摂ってから下山することにした。十字路を直進し砂礫のお花畑を通って鎌沼の下りる。北岸を歩いて東端まで行って昼食休憩とした。ベンチに座ってノンビリとした時間を過ごす。
一切経山基部にある酸ガ平避難小屋

葉の形状からするとミヤマリンドウ?

浄土平へ向かって下り始めると吾妻小富士が見えてくる

ツマトリソウ

マイズルソウ

雪も少しだが残っていた

アカモノ

途中の登山道から一切経山を見る

登山者カード入れ

木道を歩いて駐車場へ向かったが浄土平湿原は盗掘が酷く、昔と違って見る影も無い

12時になったので下山にかかる。酸ガ平避難小屋を左に見て木道を進むと沢沿(塩川の源頭にあたる)いに下って行く。正面に吾妻小富士が見える。冬期の吾妻小富士の記録はこちらから
登山道の脇にはツマトリソウが咲き、アカモノも見ることが出来た。途中少し雪も残っていた。登山者カード入れの所から浄土平湿原の木道に入ってみたが目立った花は咲いていなかった。浄土平湿原はここ数年、大量の盗掘が続いている。浄土平湿原はスカイライン建設時に駐車場も含めて大規模な埋め立てが行われ自然破壊が進んだ場所でもある。盗掘が行われても、今でも季節には道路脇にサンカヨウが群生し、さまざまな高山植物が咲き競う。時代は変わっても貴重なエリアであることに変わりは無い。
兎平駐車場が使えないので浄土平に車を1台デポしてから鳥小平入口へと向かった。雨の降る生憎の天気なので最初から雨具を着けて歩き出す。このルートは雨が降るとぬかるみもあり、粘土質なので歩きにくい。すぐにオオカメノキ、マイズルソウ、ミツバオウレンなど次から次に花が出てくる。一段上の景場平湿原までは30分ほどの道のりである。東吾妻山の山頂部が見え景場平の端に着く。景場平は2002年から行われた木道の整備で、湿原を荒らすことなく散策を楽しめるようになっている。池塘や池がありノンビリとした時間を過ごすことが出来る。
東吾妻山への登山口(鳥子平口)以前はここに鳥子平バス停があった

オオカメノキ

ムラサキヤシオツツジ?

ミツバオウレン

景場平に出ると山頂部が見える

チングルマは最盛期

ワタスゲはきれいな綿毛になっていた

景場平にある池

コバイケイソウも花を付けた

今の時期、景場平にはチングルマが咲き誇り登山者の目を楽しませてくれる。雨が降ったり日が差したりと目まぐるしく天気が変わるので雨具を着けたり脱いだりが忙しい。ワタスゲがきれいに白い綿毛に変わりコバイケイソウも花を付け始まった。ひと休みしてから展望台を目指す。
木道を進んで展望台を目指す

サラサドウダン

東吾妻ロボット雨量局への道を分ける。この奥には冬期の目印となるアンテナが立っている

ミネザクラ

展望台が近くなると池塘が出てくる

どこまでも続くチングルマの群生

何処を見てもお花畑、イワカガミも混じってとても美しい

展望台からの眺め

磐梯山も見える

手前に中吾妻、奥に西大巓、西吾妻、中吾妻と峰を連ねる

猪苗代湖も見下ろせる

次は展望台まで標高差は約200m、ひと汗絞られる。途中で「東吾妻ロボット雨量局」の道が分かれる。この奥にはロボット雨量計と大きなアンテナが立っている。冬期には良い目印になるアンテナだが夏の間は木々に覆われて見ることは出来ない。ロープが張られ立入が禁止されている。
景場平から1時間ほどで展望台に出た。ここからは磐梯山が正面に見え、眼下に猪苗代湖が見える。右を見ると手前に中吾妻の尾根が、その奥には西大巓、西吾妻山、中大巓などが峰を連ねる。展望を楽しんだら、近くにベンチがたくさんあるのでノンビリと休憩すると良い。ここから東吾妻の山頂までは10分ほどなので、どちらで長く休むかは、その時の気分次第と言ったところか。天候は回復基調、この先雨の心配はなさそうだ。
最後のひと登りで東吾妻の山頂に到着する

東吾妻山から見る磐梯山

眼下に鎌沼、左から前大巓、平石山、一切経山と続く

シャクナゲ

どこまでもイワカガミとチングルマがついて回る

東吾妻山までひと登り。山頂部は風が強く写真を撮っただけで下山を開始する。姥ヶ原へ一直線に下るが登山道も乾き始まったので酷い思いはしなくてすみそうだ。姥ヶ原の十字路へは30分ほどで下りる。十字路が近くなるとチングルマとイワカガミが群生し飽きることが無い。
姥ヶ原の十字路(左が谷地平、右が蓬莱山基部を経て浄土平)

何処までもお花畑、これでもかとイワカガミが咲く

姥ヶ原十字路から鎌沼へと下りる

鎌沼の北岸を歩いて酸ガ平(すがだいら)へ

鎌沼から見る東吾妻山

鎌沼の東端で昼食休憩

姥ヶ原の十字路は左が谷地平への道、右が蓬莱山基部を通って真っ直ぐ浄土平へ下る道だ。右の木道脇にはチングルマがこれぞとばかりに群生するので花を楽しみたいのであれば右に進めば良い。今日は時間も早いので鎌沼で昼食を摂ってから下山することにした。十字路を直進し砂礫のお花畑を通って鎌沼の下りる。北岸を歩いて東端まで行って昼食休憩とした。ベンチに座ってノンビリとした時間を過ごす。
一切経山基部にある酸ガ平避難小屋

葉の形状からするとミヤマリンドウ?

浄土平へ向かって下り始めると吾妻小富士が見えてくる

ツマトリソウ

マイズルソウ

雪も少しだが残っていた

アカモノ

途中の登山道から一切経山を見る

登山者カード入れ

木道を歩いて駐車場へ向かったが浄土平湿原は盗掘が酷く、昔と違って見る影も無い

12時になったので下山にかかる。酸ガ平避難小屋を左に見て木道を進むと沢沿(塩川の源頭にあたる)いに下って行く。正面に吾妻小富士が見える。冬期の吾妻小富士の記録はこちらから
登山道の脇にはツマトリソウが咲き、アカモノも見ることが出来た。途中少し雪も残っていた。登山者カード入れの所から浄土平湿原の木道に入ってみたが目立った花は咲いていなかった。浄土平湿原はここ数年、大量の盗掘が続いている。浄土平湿原はスカイライン建設時に駐車場も含めて大規模な埋め立てが行われ自然破壊が進んだ場所でもある。盗掘が行われても、今でも季節には道路脇にサンカヨウが群生し、さまざまな高山植物が咲き競う。時代は変わっても貴重なエリアであることに変わりは無い。
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