
夜中に降り出した雨もいつの間にか止み、朝方には絶好の登山日和となった。ノンビリと歩きたいので5時前に歩き出すことにした。
<山名> 仙丈ヶ岳(せんじょうがだけ)3032.9m二等三角点峰
<山行期間> 2022年7月8日 (金)
<コースタイム>
7月8日(金)長衞小屋キャンプ場(4:40)→二合目(5:26,5:38)→五合目・大滝ノ頭(6:50,6:57)→小仙丈ヶ岳(8:08,8:26)→仙丈小屋分岐(9:23,9:30)→仙丈ヶ岳(10:00,10:20)→小仙丈ヶ岳巻道分岐(11:23)→六合目(11:46,11:55)→五合目・大滝ノ頭(12:16)→三合目(12:49,12:57)→二合目(13:18)→長衞小屋キャンプ場(13:55~14:17)→北沢峠バス停(14:35~15:00)=仙流荘バス停(15:45)
<メンバー>
L和○、渡く、和よ
キャンプ場から林道へ出ると目の前が二合目コース入口になっている。長衞小屋からだと北沢峠まで行かなくとも取り付くことが出来るので助かる。橋のところに飲み水が引かれているので補給するのも良い。
長衞小屋から林道に出るとすぐに仙丈ヶ岳二合目コース入口になる

二合目で北沢峠こもれび山荘からの道と合わさる

登山道に入りつづら折れに登って行くと北沢峠からのトラバースルート合わさり二合目へと続く。二合目まで標高差は150mほど、ここで尾根伝いに登ってくる北沢峠からの道を合わせる。45分ほど歩いたので二合目で休憩を取った。樹林の中はガスが漂い涼しく感じて歩きやすい。
単管の階段を上がると三合目に着く

三合目

大滝ノ頭手前の四合目

五合目の大滝ノ頭

次は五合目の大滝ノ頭を目指す。樹林帯の登りで、急坂はつづら折れになっているので歩きやすい。単管で組まれた足場用の階段を上がると三合目になる。四合目手前で少し休んで大滝ノ頭には6時50分に着いた。今日もやっぱりカメペースだ。大滝ノ頭で道は2つに分かれる。右が藪沢小屋、馬の背ヒュッテを経て仙丈ヶ岳へ向かう道だ。今日は小仙丈ヶ岳を経て往復の予定だが、花を楽しむのであれば馬の背ヒュッテを経由した方が楽しめる。急ぐ必要も無いので小仙丈ヶ岳へ向けてノンビリと登って行く。
ゴゼンタチバナ

大滝ノ頭からひと登りで六合目

ハクサンシャクナゲ

展望も開け小仙丈ヶ岳へ向けて気持ちの良い登りが続く

イワカガミ

タカネグンナイフウロ

シナノキンバイ

小仙丈ヶ岳の巻き道分岐

小仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳方面を見る

大滝ノ頭から大きな石がごろごろ転がる歩きにくい登山道を進み六合目まで来ると背の低いハイマツ帯に変わって歩きやすくなる。展望も開けて小仙丈ヶ岳に向け登って行く。登山道の脇にはイワカガミやタカネグンナイフウロ、シナノキンバイなどが花を付ける。気持ちの良い尾根歩きだ。小仙丈ヶ岳のピークの手前で巻き道が分かれる。まずは小仙丈ヶ岳の山頂へ。小仙丈沢カールを手前に小仙丈尾根が続く。素晴らしい眺めだ。
雲の中から姿を現したのはひっとして北岳

眼下に馬の背ヒュッテが見える

チングルマ

アオノツガザクラ

どこまでも気持ちの良い尾根道が続く

小仙丈ヶ岳から広い尾根伝いに進む。雲の中から北岳が姿を現した。台風で半分は諦めていたのに、こんな良い思いをして良いのだろうか。眼下に馬の背ヒュッテが見えた。登山道の脇にはコイワカガミとチングルマが群生するお花畑、進む方向には仙丈ヶ岳への登山道が続いている。8時55分に八合目を通過、何とか予定通り山頂まで行けそうだ。
コイワカガミ

仙丈小屋分岐でひと休み

仙丈ヶ岳へ向かう登山道で唯一の岩場を越える。注意さえすれば特に危険な箇所では無い。次に小さな岩稜を右から抜けるとコルに出る。ここから仙丈小屋分岐へ向けてザレ場を登る。振り返ると登ってきた小仙丈ヶ岳の尾根が良く見える。仙丈小屋分岐まで登ってきてまたまたひと休み。仙丈小屋の道への道は藪沢カールをトラバースするように延びている。
仙丈ヶ岳のピークが見えてきた

砂礫の斜面を登り小ピークまで登ると仙丈ヶ岳山頂が見えてきた。右に目をやると藪沢カールの底には仙丈小屋が見て取れる。気持ちの良い尾根歩きを楽しみながら岩峰の脇を抜けるように進むと仙丈ヶ岳のピークは目の前である。途中の道端にはオヤマノエンドウやイワツメグサが咲いていた。
キャンプ場から林道へ出ると目の前が二合目コース入口になっている。長衞小屋からだと北沢峠まで行かなくとも取り付くことが出来るので助かる。橋のところに飲み水が引かれているので補給するのも良い。
長衞小屋から林道に出るとすぐに仙丈ヶ岳二合目コース入口になる

二合目で北沢峠こもれび山荘からの道と合わさる

登山道に入りつづら折れに登って行くと北沢峠からのトラバースルート合わさり二合目へと続く。二合目まで標高差は150mほど、ここで尾根伝いに登ってくる北沢峠からの道を合わせる。45分ほど歩いたので二合目で休憩を取った。樹林の中はガスが漂い涼しく感じて歩きやすい。
単管の階段を上がると三合目に着く

三合目

大滝ノ頭手前の四合目

五合目の大滝ノ頭

次は五合目の大滝ノ頭を目指す。樹林帯の登りで、急坂はつづら折れになっているので歩きやすい。単管で組まれた足場用の階段を上がると三合目になる。四合目手前で少し休んで大滝ノ頭には6時50分に着いた。今日もやっぱりカメペースだ。大滝ノ頭で道は2つに分かれる。右が藪沢小屋、馬の背ヒュッテを経て仙丈ヶ岳へ向かう道だ。今日は小仙丈ヶ岳を経て往復の予定だが、花を楽しむのであれば馬の背ヒュッテを経由した方が楽しめる。急ぐ必要も無いので小仙丈ヶ岳へ向けてノンビリと登って行く。
ゴゼンタチバナ

大滝ノ頭からひと登りで六合目

ハクサンシャクナゲ

展望も開け小仙丈ヶ岳へ向けて気持ちの良い登りが続く

イワカガミ

タカネグンナイフウロ

シナノキンバイ

小仙丈ヶ岳の巻き道分岐

小仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳方面を見る

大滝ノ頭から大きな石がごろごろ転がる歩きにくい登山道を進み六合目まで来ると背の低いハイマツ帯に変わって歩きやすくなる。展望も開けて小仙丈ヶ岳に向け登って行く。登山道の脇にはイワカガミやタカネグンナイフウロ、シナノキンバイなどが花を付ける。気持ちの良い尾根歩きだ。小仙丈ヶ岳のピークの手前で巻き道が分かれる。まずは小仙丈ヶ岳の山頂へ。小仙丈沢カールを手前に小仙丈尾根が続く。素晴らしい眺めだ。
雲の中から姿を現したのはひっとして北岳

眼下に馬の背ヒュッテが見える

チングルマ

アオノツガザクラ

どこまでも気持ちの良い尾根道が続く

小仙丈ヶ岳から広い尾根伝いに進む。雲の中から北岳が姿を現した。台風で半分は諦めていたのに、こんな良い思いをして良いのだろうか。眼下に馬の背ヒュッテが見えた。登山道の脇にはコイワカガミとチングルマが群生するお花畑、進む方向には仙丈ヶ岳への登山道が続いている。8時55分に八合目を通過、何とか予定通り山頂まで行けそうだ。
コイワカガミ

仙丈小屋分岐でひと休み

仙丈ヶ岳へ向かう登山道で唯一の岩場を越える。注意さえすれば特に危険な箇所では無い。次に小さな岩稜を右から抜けるとコルに出る。ここから仙丈小屋分岐へ向けてザレ場を登る。振り返ると登ってきた小仙丈ヶ岳の尾根が良く見える。仙丈小屋分岐まで登ってきてまたまたひと休み。仙丈小屋の道への道は藪沢カールをトラバースするように延びている。
仙丈ヶ岳のピークが見えてきた

砂礫の斜面を登り小ピークまで登ると仙丈ヶ岳山頂が見えてきた。右に目をやると藪沢カールの底には仙丈小屋が見て取れる。気持ちの良い尾根歩きを楽しみながら岩峰の脇を抜けるように進むと仙丈ヶ岳のピークは目の前である。途中の道端にはオヤマノエンドウやイワツメグサが咲いていた。
オヤマノエンドウ

イワツメグサ

待望の仙丈ヶ岳に到着

山頂の二等三角点

眼下には仙丈小屋

仙丈ヶ岳には10時ちょうどに着いた。日が差し、僅かに吹く風が心地よい。前回訪れたときには冷たい雨が降り羽毛服まで着込んで登ったのが嘘のようだ。雲が沸き見晴は利かないが上空には青空が広がる。20分もノンビリ休んでしまった。戻ることにしよう。
ミヤマシオガマ

イワウメ

雷鳥もお出迎え

仙丈ヶ岳を振り返る

ハクサンシャクナゲ

山頂を後にして登ってきた小仙丈尾根を戻る。途中で雷鳥がお出迎えをしてくれた。今日の二人は初めて登った仙丈ヶ岳で雷の心配も無く天候にも恵まれ、そのうえ雷鳥にも会えることが出来るなんてよくよく運が良いみたいだ。
下りになると膝を庇ってカメペースになる。景色を楽しみながら六合目で休み、ゆっくりと大滝ノ頭まで下り三合目でまたひと休み。長衞小屋のキャンプ場に戻ったのは14時近くになっていた。次のバスは15時00分、急いでテントを撤収し北沢峠のバス停へと向かった。
二合目からトラバース道に入り長衞小屋キャンプ場へと向かう

橋を渡ると南アルプス林道だ

私たちが乗る予定のバスが待機していた

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