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 今日は都○さんと中○田さんにお付き合いいただいて大滝沢の大滝まで歩いてみることにした。膝を痛め歩けなくなって前十字靱帯再建と骨切術による膝の再建手術を受けたのが4年前、沢登りは2017年が最後なので実に5年も沢登りから遠ざかっていたことになる。果たして何処まで歩けるのか。本当に飛び石など沢の中を歩くことが出来るのか自信は無い。恐る恐る行ってみることに。

<山名> 吾妻山・大滝沢(あづまやま・おおたきさわ)
<山行期間> 2022年7月30日(土)
<コースタイム>
大滝沢出合(8:40)→F1(8:54~9:00)→大滝(9:33,9:57)→登山道・大滝展望台(10:18)→駐車地点(10:54)
<メンバー>
和○、中○田、都○

前川の大滝沢出合
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F1は右岸から取り付き左岸へ移動して上がった
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F1上部
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 道路脇の駐車スペースに駐めてある車は全て県外ナンバーだ。大滝沢も有名になって訪れる沢屋さんも多い。滑川橋を渡り前川の大滝沢出合に降り立つ。沢に足を浸すとなんとも言えない感触だ。年齢とともにバランスは悪くなり、更に5年のブランクは大きく足元も心許ない。F1までは岩の上を伝って進み右岸から取り付いた。左岸をそのまま進んでへつる手もあるが、まだ感触が掴めていないので右岸が無難だ。今日は水量も少ないので右岸を一段上がって問題無く左岸に渡ることが出来た。多少ぬめっていて滑りやすい。ラバーソールの中○田さんはスタスタと登って行くがこちらは多少ビビりぎみ。まるで初心者のようだ。

暑い日は沢の中が一番だ
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何処までも続くナメ
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まだ足元が心許ない
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 F1の上もナメが続く。沢の流れの中を歩くのは楽しい。大滝までの間にある滝は、どのナメ滝も簡単に登れるのでF1さえ注意してあげれば初心者でも充分に楽しめる。

日差しが強い
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ここを登れば大滝は近い
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大滝が見えてきた
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大滝の全容
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 歩き始めて1時間ほどで大滝の基部に達する。高さ100mほどの大滝は末広がりの形をしていてミスト状に跳ねる水しぶきは何とも心地良い。今日はここまでと決めていたので大滝でノンビリと時間を過ごした。まだまだ会のメンバーと一緒に歩くのは無理なようだ。それでもこの暑い時期に沢の中を歩くのはとても楽しい。わざわざ付き合ってくれたお二人には感謝である。

登山道の大滝展望台から見る大滝
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新しく出来た吊橋
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 大滝でしばらく休んだら巻道で登山道の大滝展望台まで登る。気温が高く一気に汗が噴き出る。登山道を下り滑川温泉手前まで下ると新しい吊橋が架かっていた。利用料金は往復で200円、ただその先の通路には有刺鉄線が張られていて一旦旅館内部に上がり帳場の前を通らないと表に出られないようになっている。沢登りで濡れた状態では無理なので迂回路を通って前川を渡渉し駐車地点まで戻った。迂回路にもロープが張られて通行止めになっていたが、通るところがそこしか無いのでロープをくぐって通ることになる。

<GPSトラック>  往路=赤 復路=青
大滝沢