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 田代山は栃木県との境にあり、帝釈山系にある高層湿原を持つ山である。普段は帝釈山とセットで登られるのだが夏バテで体調不良なこともあって田代山だけ涼しいうちに登ることにした。このエリアは平成19年(2007年)に28番目の国立公園「尾瀬国立公園」として指定された。静かな山だったが最近では多くのハイカーが訪れるようになった。

<山名> 田代山(たしろやま)1971m標高点(弘法太子堂)
<山行期間> 2022年8月24日(水)
<コースタイム>
猿倉登山口(6:20)→標高1700m山頂まで1.0km地点・休憩(7:08,7:15)→小田代(7:37)→田代山・山頂標識(8:08,8:28)→弘法大師堂・田代山避難小屋(8:42)→小田代(9:15)→猿倉登山口(10:06) 
<メンバー>
和○(単独)

 今月初めに藪山でチャドクガに刺され身体の痛みと発熱、下痢とさんざんな目にあった。今まで何度となく虫刺されにあったが回数が増すごとにアレルギー反応が強く出るみたいだ。見てもらった皮膚科では一応抗原検査で陰性だったものの、調不良と夏バテもあり疲労感が半端なくて山歩きも3週間ほどお休みしてしまった。調子を戻すため行動時間が短くて涼しいところにと高層湿原の田代山に行ってみることにした。
 暑さを避けるため、前日発で猿倉登山口に入った。標高が1400mと涼しいところでの車中泊は、ぐっすり休養できて寝不足も解消、疲労感は残っているものの頭は久々スッキリした感じで朝6時過ぎに歩き出した。なお、猿倉登山口の駐車場は舗装されていて15台ぐらいは駐めることが出来る。また300mほど手前にはトイレのある駐車場もある。

猿倉登山口
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新道沢を渡って登り始める
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オクラ沢に沿って登って行く
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尾根に乗ると水場が出てくる
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丸太で作られた階段(良く整備されているが登りづらい)
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天候が崩れないと良いのだが
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小田代、積層雲が広がってきた
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キンコウカ
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エゾリンドウ
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アキノキリンソウ
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イワショウブ
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ヤマハハコ
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オトギリソウ
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 登山道は新道沢を渡りオクラ沢の左岸を登っていく。沢から離れて尾根に取り付くと水場の案内板が出てくる。ここが最終水場なっている。以前は下の駐車場から新道沢の枝沢沿いに道が付いて水場まで登ってこれたのだが今では歩く人も無く廃道になっている。 
 樹林帯の中をゆっくり登っていく。中間点の標高1700m地点で小休止、登り初めて1時間15分で小田代湿原に出る。今の時期はキンコウカやイワショウブ、タテヤマリンドウなどが花をつけている。

眼下に雲海が広がる
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ノリウツギ
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田代山の高層湿原に出た
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ミズギク?
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弘法池(国土地理院地図では弘法沼)
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田代山の山頂標識(木賊温泉からの道を合わせる)
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誰もいない三叉路でひと休み
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 田代山の高層湿原の端っこに乗ったのが8時02分、調子はイマイチで写真を撮りながらノンビリ歩いているのでペースは遅い。振り返ると眼下に雲海が広がりなかなかの眺めだ。
 ここから広々とした湿原の中の木道を進む。先ほどまで高積雲の間から見えていた青空はいつの間にか高層雲に取って代わられ、弘法大師堂付近はガスが漂い始めた。残念ながら会津駒ヶ岳など連なる峰々を望むことは出来なかったが、山頂標識のある所は木賊温泉との分岐で、田代湿原のど真ん中。開放的で昼寝でもしてみたい気分だが今日は少し肌寒い感じ。山頂の三角点は弘法沼の北東にあるが道は無い。人もいないので山頂標識のところでノンビリと時間を過ごした。

田代湿原を歩いて弘法大師堂へと向かう
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周回路の分岐に休憩ベンチがある
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弘法大師堂・田代山避難小屋
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トイレの前にある休憩ベンチP8240088
 しばらく休んでから弘法大師堂・田代山避難小屋へと向かう。尾瀬国立公園となってから避難小屋の前に大きなトイレも整備された。ベンチもあって休憩場所になっているが周りは木々に囲まれ展望は無い。時間は早かったが今日は身体慣らしなのでここから戻ることにする。

湿原は反時計回りに進み天狗の庭を通り小田代を目指す
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イワショウブ(先端から少しずつ赤い実が膨らんでくる)P8240094
小田代まで戻ってきた
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水場は新道沢右支沢の源頭(こちらの道は廃道で今では歩く人はいない)
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シラネニンジン?
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猿倉登山口に戻る
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駐車場は車が増えていた
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 田代山の木道は時計と反対回りに一方通行になっている。湿原に戻ったら右に折れ木道を進み天狗の庭と呼ばれる湿原の中を進む。山頂湿原の端まで戻ったら登ってきた道を小田代へと下る。ここまで来てようやく登ってくる登山者とすれ違うようになる。涼しいうちにと登山口には10時06分に戻った。

<GPSトラック>  往路=赤 復路=青
田代山