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 和賀岳は奥羽山脈真昼山地の主峰である。7月中旬になると稜線上にニッコウキスゲが咲き、花の百名山としても有名である。秋田県側の真木渓谷から薬師岳を経て和賀岳を目指すのは数十年ぶり、体力も無くなった今、果たして山頂まで行けるものやら。

<山名> 和賀岳(わがだけ)1439.4m一等三角点峰
<山行期間> 2022年9月9日(金)
<コースタイム>
薬師岳登山口(5:01)→甘露水口(5:14)→ブナ台(5:46)→滝倉(6:20,6:28)→倉方(7:26,7:37)→薬師岳分岐(8:25)→薬師岳(8:35,8:45)→小杉岳(9:27,9:43)→小鷲倉(10:24,10:32)→和賀岳(11:18,11:27)→小杉岳(12:34,12:43)→薬師岳(13:25)→薬師岳分岐(13:41)→倉方(14:07,14:11)→休憩(14:41~15:07)→滝倉(15:15)→甘露水口(16:13)→薬師岳登山口(16:24)
<メンバー> L和○、都○

薬師岳登山口にある避難小屋の前に車を駐めて歩き出す。避難小屋にはトイレもある
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甘露水口まで林道を歩く
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甘露水口から登山道に入る
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最初は造林地を登って行く
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ひと登りするとブナ台に着く
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ブナ台から倉方までブナ林が続く
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滝倉沢を渡る
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滝倉の標柱
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キツリフネ
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九十九折の道をひたすら登ると倉方の尾根に出る
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ヨツバヒヨドリ
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シロバナヨツバシオガマ?
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アキノキリンソウ
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ゴマナ?
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ハクサンシャジン
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アザミ? ひょっとしてタムラソウ
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ハクサンフウロ
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 軽い食事をとり朝5時には出発、長い1日が始まった。車は避難小屋の前に10台程度駐車できる。まだ薄暗い。車止めを越えて林道を歩き甘露水口から登山道へと入る。ひと登りすると造林地からブナ林に変わった。ブナ台だ。
 滝倉(沢)までは何とか順調に高度を上げたものの徐々にペースダウン。気温は高く雨が降り出した。すごい湿気だ。樹林の中は何とか雨具を着けずに我慢したものの、倉方を過ぎ低木帯になるとさすがに雨具無しでは無理なようで羽織ることにした。

薬師岳分岐で尾根に乗る
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尾根伝いに薬師岳へ向かう
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眼下には雲海が広がる
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薬師岳
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薬師岳から和賀岳を見るが山頂部はガスの中
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 歩きやすかった登山道も薬師岳分岐が近くなると刈り払いが久しくされていないようで下草が伸び露払いでズボンも濡れてきて、最後は雨具のズボンも履かなければならなくなった。薬師岳には8時35分到着、ここまで秋田県の山岳グレーティングハンドブックの標準時間は3時間10分、私たちは休憩も含めて3時間24分なので、まずまずのタイムで登ってきたようだ。薬師岳からは和賀岳のピークが見えるのだが、今日はガスがかかって全体像を見ることが出来なかった。 

エゾリンドウ
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薬師岳から小杉山へと向かう
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薬師平
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小杉山の標柱
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尾根伝いに小鷲倉へと向かう
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小鷲倉
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ヤマハハコ
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刈り払いはされていないので歩きづらい
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ウメバチソウ
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ウツボグサ
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草原はすでに草紅葉で秋の様相
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和賀岳山頂
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一等三角点が鎮座する
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 次は薬師平を経て小杉岳まで草原の尾根歩きになる。笹や下草が伸びてはいるものの、歩く分にはそう気にならない。小杉山12時34分到着、ひと休みすると和賀岳への長い稜線歩きが始まる。登山道は所々背丈ほどの笹藪で覆われヤブ漕ぎ状態である。小鷲倉のピークでひと休み。案内書の所要時間は和賀岳まで1時間10分だがなかなか着いてくれない。途中の草原では草紅葉が進み、すっかり秋の様相である。快適な草原歩きもあったが全体的にはヤブが酷く目論見通りには歩けなかった。和賀岳山頂の到着は11時18分、登りに費やした時間は6時間17分だった。年齢とともに時間がかかるようになってきている。

イブキトラノオ
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シラネニンジン
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滅多に見られないシロツリフネ
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登山口へと戻った
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 下りも長かった。暑さと湿気でへばり気味。小鷲倉近くまで戻ると2人組の登山者とスライドした。小杉山で休憩を取ってから薬師岳へ向かい、薬師分岐から倉方へと下る。南側が時々切れているが下草に隠れているので慎重に下る。樹林帯に入り何とか倉方に着くが暑さと湿気で熱中症ぎみである。ようやく雨具のズボンを脱いで幾らか身軽になった。
  滝倉の手前まで下ったところで都○さんが熱中症の症状で歩けなくなった。滝倉まで行けば冷たい水で体温を冷やすことが出来るのだが、休むしか無さそうだ。30分ほど休憩したが回復しそうも無い。眠さを訴えるが何とか無理して下りてもらうことにした。7分ほど我慢して歩いてもらい滝倉沢の冷たい水で何とか歩ける状態になった。後は無理をせずにゆっくり下るしか無い。
 私の膝の関係もあり下りは標準時間の1.3倍で計算していたこともあり熱中症になったもののほぼ予定通り戻ることが出来た。無理してお付き合いさせた都○さんには申し訳ないことをしてしまったと反省。体力に合わせて計画すれば、まだまだ山を楽しめそうだ。

<GPSトラック>  往路=赤 復路=青
和賀岳