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<山名> 根本山(ねもとやま) 1199m標高点
<山行期間> 2022年11月26日(土)
<コースタイム>
登山口駐車場(8:25)→不死熊橋(8:32,8:36)→根本山中尾根登山口(8:54)→根本山(10:50)→十二山神社(11:08)→十二山(11:25)→熊鷹山(12:02,12:27)→石鴨林道(12:51)→不死熊橋(13:58)→登山口駐車場(14:03) 
<メンバー> 和○(単独)

 昨日に続き今日は桐生市にある根本山に登ることにした。登山口となる林道三境線分岐の三叉路には8時少し過ぎに着いた。造林地の脇にスペースがあり10台程度は駐車できそうだ。Googleマップには熊鷹山登山口駐車場と表記されている。すでに1台駐車してあり、先行者はすでに出発した後だ。身支度をして歩き出す。
 一級河川の桐生川に沿って林道を進むと不死熊橋に着く。ここに案内図と登山届のボックスがある。特に登山者カードは無いのでノートに連絡先と予定コースを書き込む。ここで先ほど道路を歩いていた若者と話をする。聞くと東京から来て、これから上級者コースの根本沢から行者岳に登り地蔵岳まで縦走し、わたらせ渓谷鉄道の通洞駅まで歩くと言う。ここまでも麓の梅田ふるさとセンターバス停から歩いてきているのだから、全行程は40キロにはなると思う。今の時間からだと途中ビバークだろう。 

出発点は林道三境線起点との分岐(車は分岐の駐車スペースに置ける)
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林道三境線の案内図
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桐生川に沿って林道を進む
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桐生川は一級河川
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不死熊(ふじくま)橋にある案内板
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根本山中尾根コースの案内図
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橋を渡るとすぐに根本沢コースが分かれる
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根本沢コースは根本神社を経て行者岳へと詰める上級コースだ
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林道を進むと根本山の中尾根コースと熊鷹山への道を分ける(左の根本沢林道へ入る)
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右に根本沢林道のプレート
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根本沢林道は荒れている
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中尾根コースの登山口
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 根本沢に架かる不死熊橋を渡るとすぐに行者岳(根本山神社への根本沢コース)への道を分ける。道と言っても沢登りと同じで岩場の連続である。私の方は一般道の中尾根を登るので石鴨林道を進み左の根本沢林道に入る。真っ直ぐの石鴨林道は熊鷹山への道である。根本沢林道に入り少し行くと根本山の中尾根コースの登山口になる。標識を確認すると根本沢林道の奥からも根本沢コースへは入ることができるようだ。

造林地の中を登って行く
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ひと登りすると祠がある
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中尾根は一般ルートだがヤセ尾根もある
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岩場のトラバース箇所にはロープが張ってある
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岩場を過ぎると尾根は広くなる
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根本山神社から十二山神社へのトラバース道が横切る中尾根十字路
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ここまで来ると根本山までは後10分
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登り切ると祠がある
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落葉した樹林帯の中を進み山頂へ向かう
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根本山の山頂
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山頂標識
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 根本山の中尾根コースに入り、造林地の中を登って200mほど高度を上げる。小さな祠が出てきて尾根は一旦なだらかになる。この先、ヤセ尾根に変わりロープの張ってある岩場をトラバースするところもある。それを過ぎると尾根幅は広くなり落葉した樹林帯の中を緩やかに進むようになる。
 根本山神社から十二山神社に続くトラバース道が横切る中尾根十字路まで来ると山頂まではもう少しである。案内板には10分と追加書きがあった。尾根が平坦になり程なく根本山の山頂に到着した。落葉しているので明るいものの山頂からの展望は無い。地図には無いが、ここからも三境山へ登山道があるようだ。山頂に着いたとたんに雨粒が落ちてきた。長居は無用と写真を撮ってすぐに十二山へと向かう。 

尾根伝いに十二山へ向かうと十字路からの道を合わせる
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すぐに十二山神社の祠が出てくる
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十二山根本山神社沿革
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土塁に囲まれた十二山神社跡地
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十二山手前の分岐標識
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祠の脇から十二山のピークに登ってみた
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十二山の山頂標識
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 尾根伝いに進むと20分としないでトラバース道を合わせ十二山神社(現在は祠だけ)に着いた。落葉した尾根伝いの道は歩いていて気持ちが良い。紅葉の時期であればもっと見応えがあると思う。十二山山頂手前で熊鷹山へのトラバース道を分ける。折角なので十二山山頂へ寄ってみた。十二山には11時25分到着。ここで氷室山、地蔵岳への縦走路を分ける。不死熊橋の登山口で出会った若者はここから更に30キロ以上歩くのかと思うと若いことはつくづく凄いことだと思う。 

古い標識
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六丁目と刻まれた標柱
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落葉した広い尾根を進む(紅葉の時期はみごたえがありそう)
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登山道にはドングリがいっぱい
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熊鷹山の山頂が見えてきた
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熊鷹山の山頂に建つ見晴台
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熊鷹山の1168.7m二等三角点(点名:作原)
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見晴台に上がると360度の展望が得られる
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根本山方面
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熊鷹山の山頂標識
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 十二山から熊鷹山まで尾根伝いに進む。落ち葉でどこが道か分からりづらいが道らしきところを歩く。途中「六丁目」の石柱があった。登山道にはどんぐりが一面に敷き詰められ周りはミズナラの林で歩いていても気持ちが良い。
 熊鷹山には見晴台(展望台)があり今日のコースの中では一番の展望が得られた。ちょうどお昼になったのでゆっくりと休憩をしたが、ここまで登山口で別れた若者以外は誰とも会うことはなかった。

少し下ると祠があった
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鳥居のところで小戸口への道を分ける
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不死熊橋へ戻る分岐点
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尾根伝いに下って行く
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石鴨林道に出る
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長い林道歩きも2号橋まで来ると不死熊橋までもう少し
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十二山国有林の看板
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根本沢林道の分岐に着いた
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ようやく不死熊橋の登山口まで戻った
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 熊鷹山から丸岩岳方面へと下るとすぐに祠があり、次に古い鳥居が出てくる。ここが小戸口への分岐になっている。さらに進むと石鴨林道への下山路を分ける。落ち葉で登山道が隠れてしまい多少不安になるが要所要所に標識があるので注意していれば迷うことは無い。
 分岐から尾根伝いに落葉した林の中を下って行くと造林地になり、左に折れて斜面を下ると石鴨林道に出る。長い林道歩きも1時間ほど我慢すれば登山口に戻ることが出来る。2号橋で右岸に渡り根本山林道との分岐まで来ると残りは僅かである。

<GPSトラック>  往路=赤 復路=青
根本山