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<期日> 2022年12月24日
<山名> 八幡平
<メンバー> L熊○、和○、鈴○、薄○、鶴○、加○
<コースタイム>
秋田八幡平スキー場(9:01)=リフト=リフト降り場(9:10,9:12)→蒸ノ湯休憩所(9:20,9:36)→藤助森(11:55)→八幡平(12:22,12:44)→蒸ノ湯休憩所(14:18,14:24)→ゲレンデトップ(14:38,14:46)→秋田八幡平スキー場・駐車場(14:55)

 ストーマの生活になってから大風呂での入浴に抵抗があり泊まりの山行はあきらめていた。今年4月に入浴用パウチシートを使って後生掛温泉に泊まってみたら何とかなったので今回の山行に混ぜてもらうことにした。厳冬期の八幡平は何年ぶりだろうか。
 秋田八幡平スキー場のリフト運転開始は9時なので後生掛温泉をゆっくりと出発する。リフト券を購入しようとしたら、スキー場の方からネットで登録すると1日券も回数券も半額になるので是非利用してくださいとのこと。断然お得である。1番乗りでリフトに乗り込み、ゲレンデトップから蒸ノ湯休憩所へとひと滑りする。

秋田八幡平スキー場のリフト運転開始は9時なので後生掛温泉をゆっくりと出発する
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楽してリフトに乗り込む
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小雪がちらつく生憎の天気だが行けるところまで行ってみよう
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リフトを降りたら蒸ノ湯休憩所まで滑り降りる
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 蒸ノ湯休憩所に着いたらシールを付けていよいよ登山開始だ。雪に埋もれたアスピーテラインを進み、すぐに夏道に取り付いた。雪の量は豊富で問題無く夏道沿いに登ることが出来た。降り続いていた雪も幾らか締まったのか沈みは30cmほどだ。今日はメンバーが多いので順調に高度を上げ尾根に上がる。相変わらず細かい雪が降り続き遠目は利かない。

シールを付けて歩き始める
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今回は最初から夏道沿いに登ってみることにした
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尾根に乗るとラッセルにはなるが雪は思ったよりも沈まない
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細かい雪が降るものの風が無いだけありがたい
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210番のツアー標識
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 樹林帯の中は順調にほぼ夏道沿いに進んで行く。ツアー標識も確認できる。山頂まで尾根幅は広く雪雲にすっぽり覆われていて視界も悪いので方向はGPSで確認するしかない。田代沼は幾らか北側に寄ってしまったが高いところを目指して登って行く。藤助森は11時55分に通過、雪の深さと見通しの悪さからするとまずまずのペースだ。

遠目が利かないので方向が掴みづらい
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ようやく八幡平山頂に到着
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展望台
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天気も良くないので行動食を頬張り下山を開始する
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 ひと踏ん張りで八幡平の山頂だ。藤助森から30分としないで展望台のある八幡平山頂に着いた。例年よりも雪は多いようでスキーを履いたまま展望台に上がることが出来た。さすがに山頂まで来ると風も出てきて長く休む気持ちにはなれない。すでに正午を過ぎているので行動食を頬張って下山することにした。

樹林帯に入ると何とか視界が出てくる
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下りは良く滑ってくれる
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雪は軽くは無いが滑るに支障は無い
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 シールを付けたままで藤助森へ戻るつもりが、登りのトレースは既に消えてしまい視界も無いのでアスピーテライン側に寄ってしまった。右に方向を修正しトラバースするように進むがウネリが酷く、途中で右に回りすぎて戻ってしまう始末。尾根幅が広くウネリもあるので良くGPSを確認しないとミスってしまう。方向を修正し何とか登ってきたラインに戻ることが出来た。トレースが出てくればこっちのもの。所々トレースは無くなるが順調に滑降を続け蒸ノ湯休憩所には14時18分に着いた。ミスったにしてはほぼ予定時間通りに下りることが出来た。

蒸ノ湯休憩所まで下りたらシールを付け直してスキー場へと登り返す
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雲は重く垂れ込めている
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ゲレンデトップまで来たら後は滑るだけなのでシールを剥がす
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ゲレンデをひと滑りして駐車場に戻る
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 蒸ノ湯休憩所のところでシールを付け直し秋田八幡平スキー場へと登り返す。雲の下に出たので視界は良くなった。眼下に麓の山々を見ながらゲレンデトップまで登ると後は滑るだけである。シールを剥がしひと滑りすると駐車場である。

<GPSトラック> 往路=赤 復路=青
八幡平