
<山名> 烏帽子ヶ岳(えぼしがだけ)475m標高点
<山行期間> 2022年12月31日(土)
<コースタイム>
白和瀬神社(9:02)→白和瀬橋・林道折戸線(9:10)→参道入口(9:22)→鳥居(9:58)→烏帽子ヶ岳(10:16,10:21)→道路・高林高架水槽(10:56)→トッチ水(11:01)→白和瀬神社(11:23)
<メンバー>
和○(単独)
今日は大笹生にある白和瀬神社から烏帽子ヶ岳に登ってみることにした。山頂には白和瀬神社の奥宮が祀られ由緒ある山であるが、途中の林道が荒れていることもあって訪れる人は少ない。白和瀬神社の駐車場に車を止めさせてもらい、まずは本殿に参拝する。神社の方がいらっしゃれば登山することを伝えて車を置かせてもうと良いだろう。 なお、白和瀬神社は我家の菩提寺である東禅寺から県道312号折戸笹谷線を少し進んだところにある。
白和瀬神社の由緒(歴史)

白和瀬橋の手前から林道折戸線へ入る

林道は荒れていて車の乗り入れは出来ない

林道折戸線の標識

倒木も多い

林道折戸線からの参道入口

福島西部広域農道を大笹生ダム方面へと進む。道路で地元の人に呼び止められた。名前を呼ばれてびっくりしたが、職場は異なるが以前勤めていた会社の方だった。この辺の山にわざわざ登りに来る物好きはいないのでわかったようだ。退職してだいぶ経つのに覚えていてくれたことに感激である。白和瀬橋手前の林道折戸線に入り、通行止めの単管脇を抜けて奥へと進む。
林道折戸線は1958年につくられ、その後の1962年に大笹生ダムが完成している。この林道沿いには久佐屋敷、銀山などの小字名があり、どんな歴史があったのか興味のあるところでもある。林道は通行止めになって久しいこともあって荒れ放題でだいぶ藪化が進んだ。500mほど進むと左に造林地の作業道跡がある。参道はすぐ手前の左の尾根に付いている。見逃しやすいので注意したい。 今回は赤テープが付いていたので素直に取り付くことが出来た。
参道は尾根伝いに続いている

アカマツの林

比較的しっかりした踏跡

烏帽子ヶ岳の山頂部が見えてきた

一旦コルに下りると赤い鳥居がある

尾根に取り付くとすぐに道はハッキリする。落葉したコナラの林をしばらく登って行くと、やがてアカマツとの混交林に変わる。350mの小ピークを右にして進み、次に390mピークを目指す。ここで尾根は二手に分かれる。右が387m標高点を経由して大笹生ダムに下る道だ。木々の間から北西正面に烏帽子ヶ岳が見えるので左にルートを取り下って行く。5分ほどで赤い鳥居のあるコルに着く。塩ビ管で作られたとは思えない立派な鳥居だ。ここで高林の造林地から登ってくる道を合わせる。大笹生ダム方面へも道が付いているが確認はしていない。
山頂へ急坂が続きトラロープも張ってある

山頂にある白和瀬神社奥宮の祠

南側(参道側)が開けていて福島市街地が見える(飯野町の千貫森も見えた)

コルからトラロープが張られた急坂が続く。山頂まで20分ほどだろうか、ひと汗絞られる。山頂にはアカマツに囲まれた白和瀬神社の奥宮が祀られている。南側の樹林の間から福島市内が見下ろすことが出来る。その奥に見えるのは千貫森と阿武隈山系の山々だ。
鳥居まで降りたら右に折れ作業道を下る

カモシカの足跡に導かれて下って行く

スギの造林地の中を下って行く

沢はえぐれていて土塁(堰堤)の上を歩く

大平集落へと続く道路に出る

高林高架水槽

高地集落内には除雪車も置かれている
今日は大笹生にある白和瀬神社から烏帽子ヶ岳に登ってみることにした。山頂には白和瀬神社の奥宮が祀られ由緒ある山であるが、途中の林道が荒れていることもあって訪れる人は少ない。白和瀬神社の駐車場に車を止めさせてもらい、まずは本殿に参拝する。神社の方がいらっしゃれば登山することを伝えて車を置かせてもうと良いだろう。 なお、白和瀬神社は我家の菩提寺である東禅寺から県道312号折戸笹谷線を少し進んだところにある。
白和瀬神社の由緒(歴史)

白和瀬橋の手前から林道折戸線へ入る

林道は荒れていて車の乗り入れは出来ない

林道折戸線の標識

倒木も多い

林道折戸線からの参道入口

福島西部広域農道を大笹生ダム方面へと進む。道路で地元の人に呼び止められた。名前を呼ばれてびっくりしたが、職場は異なるが以前勤めていた会社の方だった。この辺の山にわざわざ登りに来る物好きはいないのでわかったようだ。退職してだいぶ経つのに覚えていてくれたことに感激である。白和瀬橋手前の林道折戸線に入り、通行止めの単管脇を抜けて奥へと進む。
林道折戸線は1958年につくられ、その後の1962年に大笹生ダムが完成している。この林道沿いには久佐屋敷、銀山などの小字名があり、どんな歴史があったのか興味のあるところでもある。林道は通行止めになって久しいこともあって荒れ放題でだいぶ藪化が進んだ。500mほど進むと左に造林地の作業道跡がある。参道はすぐ手前の左の尾根に付いている。見逃しやすいので注意したい。 今回は赤テープが付いていたので素直に取り付くことが出来た。
参道は尾根伝いに続いている

アカマツの林

比較的しっかりした踏跡

烏帽子ヶ岳の山頂部が見えてきた

一旦コルに下りると赤い鳥居がある

尾根に取り付くとすぐに道はハッキリする。落葉したコナラの林をしばらく登って行くと、やがてアカマツとの混交林に変わる。350mの小ピークを右にして進み、次に390mピークを目指す。ここで尾根は二手に分かれる。右が387m標高点を経由して大笹生ダムに下る道だ。木々の間から北西正面に烏帽子ヶ岳が見えるので左にルートを取り下って行く。5分ほどで赤い鳥居のあるコルに着く。塩ビ管で作られたとは思えない立派な鳥居だ。ここで高林の造林地から登ってくる道を合わせる。大笹生ダム方面へも道が付いているが確認はしていない。
山頂へ急坂が続きトラロープも張ってある

山頂にある白和瀬神社奥宮の祠

南側(参道側)が開けていて福島市街地が見える(飯野町の千貫森も見えた)

コルからトラロープが張られた急坂が続く。山頂まで20分ほどだろうか、ひと汗絞られる。山頂にはアカマツに囲まれた白和瀬神社の奥宮が祀られている。南側の樹林の間から福島市内が見下ろすことが出来る。その奥に見えるのは千貫森と阿武隈山系の山々だ。
鳥居まで降りたら右に折れ作業道を下る

カモシカの足跡に導かれて下って行く

スギの造林地の中を下って行く

沢はえぐれていて土塁(堰堤)の上を歩く

大平集落へと続く道路に出る

高林高架水槽

高地集落内には除雪車も置かれている

安養寺トッチ水にある上水道統合記念碑

以前は利用できた水場だったが現在は土砂崩落により利用できなくなっている

休んでいると小雪がちらついてきた。下山することにしよう。濡れた落ち葉で滑りやすいので急坂を慎重に下る。鳥居のあるコルから右に折れて下って行く。急斜面を右にトラバースし沢の源頭に下ると、そこはスギの造林地になっている。以前は比較的ハッキリしていた道だったが、荒れていてだいぶ歩きづらくなった。
造林地の中を強引に下って行くと、沢を渡り作業道跡に出る。一部崩れているところもあるが歩くに支障はない。10時56分、大平集落へ続く道路に飛び出す。道路脇にはかつて大笹生簡易水道組合が管理していた高林高架水槽がある。舗装された道路を下っていくと高地集落にある安養寺トッチ水に着く。以前は利用できた水場だったか現在は土砂崩落により利用できなくなっていた。
道路を歩いて白和瀬神社へ戻る(正面に見えるのが信夫山)

途中にある地蔵清水

安養寺の斗蔵観世音

甕(かめ)杉の跡にある祠

舗装路を歩いて白和瀬神社に戻るのだが、途中には地蔵清水や安養寺斗蔵観世音があり、福島市の花のまちチャレンジ認定ガーデン「Q'bu garden」もあったりと飽きることがない。また、白和瀬神社の近くには「甕(かめ)杉の跡」などもあり地元の歴史に触れることも出来る。
最後に白和瀬神社のお札をいただき、神主さんに車を置いて頂いたお礼を言って神社を後にした。参道は4月の例大祭の前に地元青年団の人たちが刈り払いされているとのこと。白和瀬神社は由緒ある神社でもあり、今度は暖かいサクラの季節にでも訪れてみたい。

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