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雪を求めて湯殿山へ行ってみることにした。姥ヶ岳を滑ったが先月19日なので2週間ぶりの山スキーである。東北中央自動車道が出来てから月山方面への移動が楽になった。福島をゆっくり出ても志津まで2時間ほどあれば着く。

<山行期間> 2021年4月2日 (金)
<コースタイム>
志津(8:33)→ネイチャーセンター(9:04,9:09)→石跳川渡渉点(9:27)→休憩(10:12,10:17)→湯殿山(11:29,11:43)→南斜面滑降→昼食休憩・1100m(11:54,12:16)→石跳川(12:30)→ネイチャーセンター(12:35)→志津(12:49)
<メンバー>
L和○、都○

志津のゲート前に車を止めて歩きだす。平日だと言うのにすでに車でいっぱいだ。青空が広がり風も無い絶好の登山日和だ。正面にこれから登る湯殿山がくっきりとみることが出来る。除雪された旧112号をスキーを担いで歩き月山荘の分岐のところからスキーを付けてネイチャーセンターを目指した。

志津のゲート、開通までもう少しだ
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これから除雪が始まろうとしているネイチャーセンター
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石跳川は一部口を開けていた
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石跳川を渡って尾根伝いに登る
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先行する登山者
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山頂を目指して尾根伝いに進む
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雪はスカスカで尾根上でもクラックが入る
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湯殿山から石跳川を挟んで姥ヶ岳を正面に見る
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鳥海山も見ることが出来た
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ネイチャーセンターにはブルが入った跡があり、これから除雪作業が始まりそうだ。石跳川に沿って進みカワクルミ沼からの沢の出合から尾根に取り付いた。雪はしっかり残っていて雪は繋がっている。後は尾根伝いに登るだけだが、先行者のトレースもありスムーズに高度を上げる。右に東ノ沢を見て急な斜面を登ると雪庇の尾根に出る。少し下から尾根に乗ったためかナイフリッジまで大げさでは無いがやせ尾根で反対側に落ちるとやばい感じ。
尾根に乗ると傾斜は緩くなり、のんびりと湯殿山の山頂へと向かう。途中クラックが横に入っていて今年の雪の降り方が異常だったことがわかる。雪が締まっていなくスカスカなのだ。山頂には11時29分に着いた。カメペースとしてはまずますか。石跳川を挟んで姥ヶ岳が、その奥には鳥海山も見える。風があるのですぐにシールを剥がし、高度を下げてから昼食をとることにした。

シールを剥がし山頂から南斜面に滑り込む
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都○さんも気持ち良く滑ってくる
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南面のバーンは広く雪も良かった
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石跳川に降りてネイチャーセンターへと向かう
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南面のバーンは雪も良く気持ちよく滑ることが出来た。ブス沼まで滑るのも楽しそうだが、早くお昼にしたかったので左の尾根に戻り、オープンバーンを見つけて標高1100mまで高度を下げて休憩とした。
日だまりでノンビリと昼食休憩をとってから石跳川に降り、ネイチャーセンターから車を置いてきた志津へと戻った。予定より早めに終わったので帰路は一般道を走って福島には17時前に着くことが出来た。

<GPSトラック>
湯殿山
2021.04.02_湯殿山(地理院地図)