
白河市の旧表郷村に、標高423mの円錐状の形をした小さな山がある。国土地理院の地形図には「武鉾山」と記載されているが訪れてみると「建鉾山遊歩道」の案内板があり、旧表郷村教育委員会が立てた案内図には、古墳時代の東北地方最大の祭祀遺跡「建鉾山」として詳しく紹介されている。建鉾山や武鉾山と言う名称の他に、武戈山・高野峯山・都々古山などとも呼ばれているようだ。
車を高木口の駐車場に止める。登山路は二つあり、都々古和気神社のある三森口から登り始めることにする。高木口の駐車場に入るところにある舗装路はJRバス専用で、車は当然だが自転車も人も通行は禁止されている。この道はかつて白棚線と呼ばれた国有鉄道(鉄道省)の線路だったが、戦時中に休止され戦後に国鉄バスの専用道路として整備されたものだ。今で言うBRT(バス高速輸送システム)で現在もJRバス専用道路として現役で運行されている。
車を高木口の駐車場に止める。登山路は二つあり、都々古和気神社のある三森口から登り始めることにする。高木口の駐車場に入るところにある舗装路はJRバス専用で、車は当然だが自転車も人も通行は禁止されている。この道はかつて白棚線と呼ばれた国有鉄道(鉄道省)の線路だったが、戦時中に休止され戦後に国鉄バスの専用道路として整備されたものだ。今で言うBRT(バス高速輸送システム)で現在もJRバス専用道路として現役で運行されている。
<山名> 武鉾山(たけほこやま)423m標高点
[建鉾山・武戈山・高野峯山・都々古山]
<山行期間> 2021年4月16日 (金)
<コースタイム>
高木口駐車場(11:27)→三森口(11:40)→都々古和気神社(11:47)→武鉾山(11:55,12:09)→テレビ中継放送局(12:14)→御手洗水(12:25)→高木口(12:27)
<メンバー>
和○(単独)
高木口の駐車場に車を止めて出発、ここにも案内板がある

JRバス専用道路を横切って国道へ

ここにある石柱には「武才山登山道表口」とある

国道289号に出ると武鉾山の全容が見える

三森集落の「建鉾山遊歩道三森口」の案内標識

村社・都々古和気神社への参道を進む

参道の脇にはニリンソウが咲く

参道を進む

村社・都々古和気神社

神社の由来が掲げてある

武鉾山の山頂、展望が良い

バス専用道路を横切り、国道289号線に出る。しばらく国道を東に進み、三森の集落に向かう。国道から右にそれると建鉾山遊歩道の三森口に着く。大きな案内標識があるのでわかりやすい。鳥居のある参道に入ると、左にニリンソウの群落。ここでも花が見れるなんて得した気分。
道は鬱蒼とした杉の林の中に入る。手水の水盤まで行くと右に折れ神社へと登っていく。石段を登りきると「村社・都々古和気神社」である。建物の拝殿は何処にでもある質素な作りだが、奥の本殿はなかなか立派なものだ。遊歩道は神社拝殿の左側から山頂へと向かっている。10分もしないで山頂にたどり着く。山頂には石の祠と「建鉾山」の板のプレート、それに建鉾石がある。建鉾石は山頂側から見ると大した石でもないが、本当は大きな岩で、下部は北斜面に向かって岩場になっている。また、そのすぐ下は遺物出土エリアの「御宝前」の場所でもある。山頂からの眺めは大変すばらしい。
今日のお昼はメンチカツパン

山頂に咲くミツバツツジ

テレビ中継放送所

スミレが見事

キクザキイチゲも群生している

登山道の矢印案内板

日本武尊(ヤマトタケルノミコト)御手洗水

高木口の駐車場に戻った

登山口の案内標識

山頂で昼食を済ませてから下山にかかる。一旦登ってきた道を戻り、山頂の南側を回り込むようにして下っていく。5分ほど下がるとテレビ各局合同の中継放送所がある。次に右側が伐採された開けた道を下ると「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)御手洗水」と名づけられた水場が出てくる。ここまてで来ると高木口の駐車場は目の前である。
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