
今回の新潟の低山歩きはカタクリの大群生で有名な坂戸山に登ってみることにした。坂戸山は南魚沼市六日町の東に位置し新潟県でも屈指の山城跡である。山頂には実城、山麓には住居跡があり、郭や石垣、土塁、堀切などの遺構が残っている。始めて訪れる山でもあり興味は尽きない。
車を鳥坂神社脇の駐車場に止めて歩き出す。ルートは城坂コースを登り薬師尾根を下ってみることにした。今の時期は旅行社のツアー登山で訪れる人も多く、多人数のグループが先行した。車止めから道路を進むが道の脇にはたくさんのカタクリやショウジョウバカマ、キクザキイチゲが花を付けている。
車を鳥坂神社脇の駐車場に止めて歩き出す。ルートは城坂コースを登り薬師尾根を下ってみることにした。今の時期は旅行社のツアー登山で訪れる人も多く、多人数のグループが先行した。車止めから道路を進むが道の脇にはたくさんのカタクリやショウジョウバカマ、キクザキイチゲが花を付けている。
<山名> 坂戸山(さかどやま)633.7m二等三角点峰
<山行期間> 2021年4月21日 (水)
<山行期間> 2021年4月21日 (水)
<コースタイム>
駐車場・鳥坂神社(8:23)→城坂→坂戸山(9:53)→大城(10:09,10:28)→坂戸山(10:44,10:46)→薬師尾根→薬師登山口(11:47)
<メンバー>
L和○、坂○、高○×2
鳥坂神社脇の駐車場

鳥坂神社を右に見て城坂コースへ

左に家臣屋敷跡、右に坂戸城跡の石垣がある

さっそくキクザキイチゲがお出迎え

道路から桜の木のある広い斜面に入ると坂戸山の山頂部が見える

城坂遊歩道が始まる

坂戸城跡案内図

カタクリを見ながらつづら折れの登山道を進む

砂防ダム

何処までもカタクリの群生が続く

途切れることが無い

キクザキイチゲも負けていない

エンレイソウも群生している

まだまだ続くカタクリの道

振り返ると六日町の町並みが見える

家臣屋敷跡や石垣の所には雪が残っていたが、雪が消えたところから順次カタクリが咲いてくる。石垣の道を進めば足元にカタクリが群生したのだが、道路を進んだので写真撮りをしていた大人数のグループの前に出て先行する形になった。桜の木がある広い緩斜面から登山道に入る。広い斜面全部がカタクリで埋め尽くされている。次に城坂遊歩道と薬師尾根遊歩道の分岐である一本杉のところに出て城坂コースへと足を踏み入れる。
道は沢沿いにつづら折れに付いていて急なところも無く歩きやすい。カタクリはもちろんキクザキイチゲやエンレイソウも咲いていて、つい立ち止まってしまい前へ進まない。振り返ると六日町の町並みが見下ろせ最高のロケーションだ。地元の人たちから愛されている山と聞くが納得である。
主水郭

タムシバが花を付ける

桃の木平の郭群には雪が残る

マンサクが咲く

イワウチワ

坂戸山の山頂に立つ富士権現社

山頂から見る金城山

坂戸山の二等三角点

つづら折れの道が終わると主水郭と山頂へ向かう実城へ道が分かれる。どちらを進もうかと思案したが左の主水郭へ行ってみることにした。リサーチ不足でカタクリを見るのであれば棚田のように続く郭群がある桃の木平を経由して山頂へ向かえば良かったと後で後悔する。
左の道を選んで尾根に出た。こちらも見晴らしは最高。駒ヶ岳を始め八海山や中ノ岳も見える。主水郭から尾根伝いに山頂へと向かうと右下に雪の残る郭群を見て、やがて分岐から桃の木平を経て登ってきた道と合わさる。富士権現社の建つ坂戸山の山頂はすぐである。
神社の三角点側に回り込むと金城山が目の前に見え、大城へ尾根伝いの道が続いているのが見える。大城のカタクリも良いと聞いていたので足を伸ばしてみることにした。
大城へ続く尾根伝いの道

振り返って坂戸山の山頂を見た

ミツバツツジ

大城までは15分ほど。道端にはスミレ、カタクリ、ショウジョウバカマ、イワウチワ、イワナシ、タムシバ、ミツバツツジなどが花を付け私たちを飽きさせない。オクチョウジザクラと金城山を目の前にゆっくりと昼食を撮りながら大休憩とした。
坂戸山に戻って再び大展望を楽しむ

神社の脇はショウジョウバカマの群落

大城から坂戸山の山頂に戻り、もう一度眺めを楽しんでから薬師尾根を下ることにした。下山路は神社のすぐ脇の南西の尾根で、一気に下り始める。登山道は尾根伝いに真っ直ぐに下っていく。日当たりも良く今日は気温も上がっているので登りは大変そうだ。
薬師尾根を下る

尾根伝いに真っ直ぐ階段で下る

薬師尾根には坂戸山三十三観音の観音像が立ち並ぶ

一本杉からの道を合わせる

桜坂のカタクリ畑は見事

薬師堂

薬師尾根登山口

鳥坂神社へと戻って写真に収める

途中には休憩用のベンチもあり、急な階段がどこまでも続く辛い道だ。尾根伝いの道なので眺めは最高で、薬師尾根を下りにしたのは正解だったようだ。平日だと言うのにたくさんの人とスライドする。道の脇には坂戸山三十三観音像があり、程なく一本杉からの道を合わせて桜坂の下りになる。桜坂のカタクリ畑は見事で、今まで見たことが無いぐらいだ圧巻だ。
左に三本鳥居を見て桜坂を下って行く。サクラの時期だったらここも素晴らしい景観だろう。やっぱり坂戸山は花の山だ。ここまで来ると薬師堂はすぐだ。薬師堂裏から駐車場に直接降りる道が右に分かれるが、石段を下って道路に出た。ここに薬師尾根登山口の標柱がある。ほんの少し舗装路を上ると駐車場に戻ることが出来る。
鳥坂神社脇の駐車場

鳥坂神社を右に見て城坂コースへ

左に家臣屋敷跡、右に坂戸城跡の石垣がある

さっそくキクザキイチゲがお出迎え

道路から桜の木のある広い斜面に入ると坂戸山の山頂部が見える

城坂遊歩道が始まる

坂戸城跡案内図

カタクリを見ながらつづら折れの登山道を進む

砂防ダム

何処までもカタクリの群生が続く

途切れることが無い

キクザキイチゲも負けていない

エンレイソウも群生している

まだまだ続くカタクリの道

振り返ると六日町の町並みが見える

家臣屋敷跡や石垣の所には雪が残っていたが、雪が消えたところから順次カタクリが咲いてくる。石垣の道を進めば足元にカタクリが群生したのだが、道路を進んだので写真撮りをしていた大人数のグループの前に出て先行する形になった。桜の木がある広い緩斜面から登山道に入る。広い斜面全部がカタクリで埋め尽くされている。次に城坂遊歩道と薬師尾根遊歩道の分岐である一本杉のところに出て城坂コースへと足を踏み入れる。
道は沢沿いにつづら折れに付いていて急なところも無く歩きやすい。カタクリはもちろんキクザキイチゲやエンレイソウも咲いていて、つい立ち止まってしまい前へ進まない。振り返ると六日町の町並みが見下ろせ最高のロケーションだ。地元の人たちから愛されている山と聞くが納得である。
主水郭

タムシバが花を付ける

桃の木平の郭群には雪が残る

マンサクが咲く

イワウチワ

坂戸山の山頂に立つ富士権現社

山頂から見る金城山

坂戸山の二等三角点

つづら折れの道が終わると主水郭と山頂へ向かう実城へ道が分かれる。どちらを進もうかと思案したが左の主水郭へ行ってみることにした。リサーチ不足でカタクリを見るのであれば棚田のように続く郭群がある桃の木平を経由して山頂へ向かえば良かったと後で後悔する。
左の道を選んで尾根に出た。こちらも見晴らしは最高。駒ヶ岳を始め八海山や中ノ岳も見える。主水郭から尾根伝いに山頂へと向かうと右下に雪の残る郭群を見て、やがて分岐から桃の木平を経て登ってきた道と合わさる。富士権現社の建つ坂戸山の山頂はすぐである。
神社の三角点側に回り込むと金城山が目の前に見え、大城へ尾根伝いの道が続いているのが見える。大城のカタクリも良いと聞いていたので足を伸ばしてみることにした。
大城へ続く尾根伝いの道

振り返って坂戸山の山頂を見た

ミツバツツジ

大城までは15分ほど。道端にはスミレ、カタクリ、ショウジョウバカマ、イワウチワ、イワナシ、タムシバ、ミツバツツジなどが花を付け私たちを飽きさせない。オクチョウジザクラと金城山を目の前にゆっくりと昼食を撮りながら大休憩とした。
坂戸山に戻って再び大展望を楽しむ

神社の脇はショウジョウバカマの群落

大城から坂戸山の山頂に戻り、もう一度眺めを楽しんでから薬師尾根を下ることにした。下山路は神社のすぐ脇の南西の尾根で、一気に下り始める。登山道は尾根伝いに真っ直ぐに下っていく。日当たりも良く今日は気温も上がっているので登りは大変そうだ。
薬師尾根を下る

尾根伝いに真っ直ぐ階段で下る

薬師尾根には坂戸山三十三観音の観音像が立ち並ぶ

一本杉からの道を合わせる

桜坂のカタクリ畑は見事

薬師堂

薬師尾根登山口

鳥坂神社へと戻って写真に収める

途中には休憩用のベンチもあり、急な階段がどこまでも続く辛い道だ。尾根伝いの道なので眺めは最高で、薬師尾根を下りにしたのは正解だったようだ。平日だと言うのにたくさんの人とスライドする。道の脇には坂戸山三十三観音像があり、程なく一本杉からの道を合わせて桜坂の下りになる。桜坂のカタクリ畑は見事で、今まで見たことが無いぐらいだ圧巻だ。
左に三本鳥居を見て桜坂を下って行く。サクラの時期だったらここも素晴らしい景観だろう。やっぱり坂戸山は花の山だ。ここまで来ると薬師堂はすぐだ。薬師堂裏から駐車場に直接降りる道が右に分かれるが、石段を下って道路に出た。ここに薬師尾根登山口の標柱がある。ほんの少し舗装路を上ると駐車場に戻ることが出来る。
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