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 昨日は長距離運転をしたので、朝のんびりと山の支度をして今年初めての東吾妻山に行ってみることにした。磐梯吾妻スカイラインは当面の間は夜間通行止めで、ゲートは朝7時に開く。(夜間規制は5月5日までの予定)昨日の山の後片付けもして自宅を出たのは10時30分を回っていた。 

<山  名> 東吾妻山(ひがしあづまやま)1975.1m三等三角点峰
<山行期間> 2021年4月24日(土) 
<コースタイム>
兎平駐車場(11:42)→東吾妻山(13:13,13:31)→兎平駐車場(14:20)
<メンバー>
和○(単独)

兎平の駐車場はすでに満車で止めるところが無い
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栂平園地の遊歩道標柱と吾妻山の案内図
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環境庁が建てた吾妻山登山道案内図(アップ)
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駐車場が空くのを待って歩き出した
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オオシラビソの樹林帯
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吾妻小屋~東吾妻山の古いツアー標識
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山頂手前で雪は途切れる
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 兎平駐車場で駐車スペースが空くのを待つ。県外ナンバーが目立つのは、明日から緊急事態宣言で出づらくなるので駆け込みで訪れる人が多いのだろう。聞くと浄土平の駐車場は有料なので、無料のこちらの駐車場に止めて散策しながら吾妻小富士を登ってきたと言う。関東圏の人も長期の自粛でストレスが溜まって辛そうだ。政府はコロナ対策は国民にお願いするだけで、やることなすこと後手後手でほとんど無策に等しい。そこにオリンピックを絶対実現すると言うのだから、「ん」この人たちの感覚のズレは何だ。
 栂平を右側から回り込むように上がり東吾妻への登りにかかる。オオシラビソの林になるといくらか歩きやすくなる。それでも雪が少ないことと、うねりがあり今の時期としては歩きづらい方だと思う。ここ5~6年は同じような状態なので、温暖化の影響とも言える。木々の間を縫うように勾配を増して登っていくと古いツアー標識が出てくる。が、樹間が広いわけでも無く、上部も木々が混んでいて必ずしも古いツアーコースが滑りやすいわけでもない。
 尾根が緩やかになり木々が混んでくる。それでも南東側は木々か少ないので多少は歩きやすい。最後は雪が切れるのでスキーをデポし木々をかき分け山頂へ出る。正面に磐梯山が見える絶好のビューポイントだ。

北に前大巓、一切経山
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山頂の三等三角点
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山頂標識と磐梯山を眺めながらゆっくりするご夫婦
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 多少風があるので写真を撮ってからスキーデポ地点まで戻った。正面に吾妻小富士がきれいに見える。行動食を頬張りながらのんびりとした時間を過ごす。さてシールを剥がして滑ることにしよう。登ってきた尾根の木々の少ない右側の斜面を滑りオーブンバーンをひと滑りしてから北東斜面へ強引にトラバースする。ここから姥ヶ原東端の塩川源頭部までオープンバーンが続く。とは言っても標高差は100mほどなのであっと言うまだ。

吾妻小富士
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高山
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この窪は塩川源頭部にあたる
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沢に沿って滑っていく
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雪は少なく辛うじて繋がっていたものの沢が顔を出していた
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兎平駐車場に戻った
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 姥ヶ原東端から塩川の源頭部に入り沢伝いに下った。できれば蓬莱山の基部を通って沢を横切り兎平に戻りたいのだが、雪が少なくルート取りが難しそうだ。幸いに沢沿いのルートは辛うじて雪が繋がり数日前のスキーのトレースも残っていたので何とかなるだろうと下ることにした。途中で沢が顔を出しているところもあったが支障なく兎平に戻ることが出来た。
 以前だったら蓬莱山基部も、塩川源頭部も豊富に雪が残っていたのだが最近では途切れることの方が多い。スカイライン開通直後だと安心して滑ることが出来ると思う。

<GPSトラック>
東吾妻山24
2021.04.24_東吾妻山(地理院地図)