
半田山は伊達郡桑折町の北方に位置し山頂には一等三角点と3つの石の祠がある。中腹の半田沼は昔から桜の名所で、町が昭和56年(1981)から遊歩道やキャンプ場、バンガローなどの施設を整備し半田山自然公園として多くの人たちから親しまれている。冬期を除いて管理センターには管理人が常駐し園内は常にきれいに整備されている。また、「ふくしま遊歩道50選」や「ふくしま緑の百景」にも選定されている自然豊かなエリアである。桑折町生まれの私にとって半田沼の思い出は多く、子供の頃に祖母に連れられボンネットの臨時バスで沼に行きお花見をしたことや、町から往復16キロの道のりを歩いて初めて登山したのも半田山である。
<山名> 半田山(はんだやま)863.0m一等三角点峰
<山行期間> 2021年5月1日 (土)
<山行期間> 2021年5月1日 (土)
<コースタイム>
半田山管理センター駐車場(12:18)→林道産ヶ沢線(12:50)→南登山口(12:56)→半田山(13:21)→北登山口(14:15)→水神岬(14:30,14:35)→半田山管理センター駐車場(14:48)
<メンバー>
和○(単独)
管理センターの駐車場に車を止めて出発する

このエリアは「ふくしま遊歩道50選」や「ふくしま緑の百景」にも選定されている

登山道入口(キャンプ場入口)からすぐのところにシラネアオイが群生する

キャンプ場の中を通り登山道へ

登山道を登って林道産ヶ沢線に出る

林道産ヶ沢線から萱尻牧場方面へ折れる

林間駐車場手前にある南登山口、案内図もある

山頂へ向けてアカマツ林を抜けミズナラの林へと進む

タムシバも花を付けていた

半田山山頂へ到着

山頂にある3つの石の祠、脇に古い祠が置いてあるので5つに見える

残念ながら灌木が伸びて展望が良くない

車は半田山管理センター入口の駐車場に止める。身支度をしていざ出発。まずはキャンプ場の中を登っていく。左の斜面にはシラネアオイが群生し見事である。バンガローの脇を抜け登山道に入ると良く手入れされたスギの造林地になる。高度を上げるとカラマツの林に変わり、ひと登りで林道産ヶ沢線に出る。
林道に出たら左に向かいすぐに三叉路になるので右に折れる。程なく林間駐車場があり道路向かいが南登山口になる。短時間で山頂を往復するのであれば林間駐車場に車を止めて往復すると良い。登山道に入るとすぐにあずまやがある。半田山はアカマツが多い山で、緩やかに登山道を進むと徐々に勾配が増しミズナラの林に変わる。
南登山口からだと、ゆっくり歩いても30分ほどで山頂に着く。山頂には一等三角点と小さな3つの石の祠があり東側が開けている。が、最近は灌木が伸びて展望が悪くなった。ベンチもあるのでノンビリとした時間を過ごすのも良いだろう。下山は北側にルートを取ることにする。
古くなったが標識だが、登山道としては程良く整備されている

今度はコブシが出てきた

途中にあるあずまや

このエリアはヒメサユリの群生地

時期ともなれば両脇にヒメサユリが咲く

北登山口

ヒメサユリが目的であれば北駐車場が良い、半田沼へは右に下る

右廻りで水神岬へ寄ってみよう

待望のニリンソウの群生地

いつも心和ませる

盛りは終わったがシダレザクラがまだ花を付けていた

水神岬から見る半田沼

水神岬のポプラの巨木、石の祠は地震のためか屋根が欠けてしまった

水神岬から遊歩道を見る

昔からある途中の水場(町では飲料水ではないとしています)

出島から管理センターへ戻る

管理センター裏にはミズバショウが咲く

ショウジョウバカマはすでに終わっていた

管理センターに戻った

山頂から北側の尾根を下り始める。アカマツと落葉広葉樹の混交林を過ぎると緩やかなアカマツの林になる。道は大きくカーブしながら尾根伝いに下って行く。やがて勾配を増して高度を下げ、つづら折れに下って一段落したところに「あずまや」があるので寄ってみるのも良い。
次に468m三角点のピークを跨ぐように進むが、このエリアはヒメサユリの群生地になっている。時期としては5月中旬と聞くが、今年は平均気温も高いのでもう少し早いかもしれない。すぐに林道南半田赤坂線の北登山口に着く。トイレのある北駐車場はすぐである。
北駐車場から半田沼に下り水神岬に寄ってみることにした。途中にニリンソウの群生地があり、今日の目的の一つでもある。沼畔を一周できるように遊歩道が付いているので時計回りで進む。出てきましたニリンソウの群生地。今年も健在でした。写真に収めてから水神岬へと向かいます。沼に突き出るように水神岬があり、ポプラの巨木が2本立っている。石の祠は地震のためか屋根の部分が無残にも落下していた。ベンチもあるので休憩ポイントとしては最高。ここから管理センターへは幅の広い遊歩道を歩いても良いが、沼の脇にある昔からの道を進み出島から管理センターの脇を抜け駐車場へと戻った。
管理センターの駐車場に車を止めて出発する

このエリアは「ふくしま遊歩道50選」や「ふくしま緑の百景」にも選定されている

登山道入口(キャンプ場入口)からすぐのところにシラネアオイが群生する

キャンプ場の中を通り登山道へ

登山道を登って林道産ヶ沢線に出る

林道産ヶ沢線から萱尻牧場方面へ折れる

林間駐車場手前にある南登山口、案内図もある

山頂へ向けてアカマツ林を抜けミズナラの林へと進む

タムシバも花を付けていた

半田山山頂へ到着

山頂にある3つの石の祠、脇に古い祠が置いてあるので5つに見える

残念ながら灌木が伸びて展望が良くない

車は半田山管理センター入口の駐車場に止める。身支度をしていざ出発。まずはキャンプ場の中を登っていく。左の斜面にはシラネアオイが群生し見事である。バンガローの脇を抜け登山道に入ると良く手入れされたスギの造林地になる。高度を上げるとカラマツの林に変わり、ひと登りで林道産ヶ沢線に出る。
林道に出たら左に向かいすぐに三叉路になるので右に折れる。程なく林間駐車場があり道路向かいが南登山口になる。短時間で山頂を往復するのであれば林間駐車場に車を止めて往復すると良い。登山道に入るとすぐにあずまやがある。半田山はアカマツが多い山で、緩やかに登山道を進むと徐々に勾配が増しミズナラの林に変わる。
南登山口からだと、ゆっくり歩いても30分ほどで山頂に着く。山頂には一等三角点と小さな3つの石の祠があり東側が開けている。が、最近は灌木が伸びて展望が悪くなった。ベンチもあるのでノンビリとした時間を過ごすのも良いだろう。下山は北側にルートを取ることにする。
古くなったが標識だが、登山道としては程良く整備されている

今度はコブシが出てきた

途中にあるあずまや

このエリアはヒメサユリの群生地

時期ともなれば両脇にヒメサユリが咲く

北登山口

ヒメサユリが目的であれば北駐車場が良い、半田沼へは右に下る

右廻りで水神岬へ寄ってみよう

待望のニリンソウの群生地

いつも心和ませる

盛りは終わったがシダレザクラがまだ花を付けていた

水神岬から見る半田沼

水神岬のポプラの巨木、石の祠は地震のためか屋根が欠けてしまった

水神岬から遊歩道を見る

昔からある途中の水場(町では飲料水ではないとしています)

出島から管理センターへ戻る

管理センター裏にはミズバショウが咲く

ショウジョウバカマはすでに終わっていた

管理センターに戻った

山頂から北側の尾根を下り始める。アカマツと落葉広葉樹の混交林を過ぎると緩やかなアカマツの林になる。道は大きくカーブしながら尾根伝いに下って行く。やがて勾配を増して高度を下げ、つづら折れに下って一段落したところに「あずまや」があるので寄ってみるのも良い。
次に468m三角点のピークを跨ぐように進むが、このエリアはヒメサユリの群生地になっている。時期としては5月中旬と聞くが、今年は平均気温も高いのでもう少し早いかもしれない。すぐに林道南半田赤坂線の北登山口に着く。トイレのある北駐車場はすぐである。
北駐車場から半田沼に下り水神岬に寄ってみることにした。途中にニリンソウの群生地があり、今日の目的の一つでもある。沼畔を一周できるように遊歩道が付いているので時計回りで進む。出てきましたニリンソウの群生地。今年も健在でした。写真に収めてから水神岬へと向かいます。沼に突き出るように水神岬があり、ポプラの巨木が2本立っている。石の祠は地震のためか屋根の部分が無残にも落下していた。ベンチもあるので休憩ポイントとしては最高。ここから管理センターへは幅の広い遊歩道を歩いても良いが、沼の脇にある昔からの道を進み出島から管理センターの脇を抜け駐車場へと戻った。
半田沼周辺は例年だと5月上旬の桜の時期と前後してニリンソウ、キクザキイチゲ、カタクリ、ショウジョウバカマ、シラネアオイなどたくさんの花が咲く。また5月中旬~6月上旬にはヒメサユリも花を付けるので、やはり春の時期がお勧めである。
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