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 今日はケガをして山を1ヶ月ほど休んでいた鈴○(よ)さんと一緒に鳥海山の祓川コースを滑ってみることにした。まさに復帰第1戦である。記録を見ると私が祓川を最後に滑ったのは2018年の同じく5月だった。その時の膝の調子は最悪で、すでにスキーができる状態では無かった。無理して滑ったものの翌月には山形徳州会病院で右足の骨切術と前十字靱帯の再建手術をすることになった。今年でまる3年、私にとっても祓川はそれ以来の復帰山行である。

<山  名> 鳥海山(ちょうかいさん)七高山 2229.0m一等三角点峰
<山行期間> 2021年5月7日(金) 
<コースタイム>
祓川駐車場(6:47)→七ツ釜避難小屋(8:07,8:16)→七高山(10:40,11:24)→昼食・標高1390m(11:47,12:10)→祓川駐車場(12:21)
<メンバー>
L和○、鈴○(よ)

祓川の駐車場から見た鳥海山
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祓川ヒュッテ
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七高山へ向けて登る
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七ツ釜避難小屋
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高曇りなので麓は見渡せる
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登りはほぼ夏道沿いに氷ノ薬師を経由して登った
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七高山の山頂
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七高山から新山を見る
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 祓川駐車場に着いてから朝食を取り、のんびりと7時少し前に歩きだした。駐車場から祓川ヒュッテに向かうところに登山届入れがあるので投函する。積雪量はこの時期としてはまずまずのようだ。鈴○さんは、まだ少し足の痛みが残っているとのことなので、ペースを落としゆっくりゆっくり登ることにした。
 雪がしっかり付いていたので途中から七ツ釜の急斜面を嫌って猿倉のルートに寄った。鈴○さんは祓川のコースは初めてなので七ツ釜避難小屋に寄ってひと休み。バーンは雨溝も無く歩きやすい。ほぼ夏道沿いに進み氷ノ薬師を経由してから舎利坂の急斜面を登った。すでに連休は終わったというのにたくさんの人たちが斜面に取り付いている。10時40分、七高山の山頂に到着した。雪が緩むのを待って新山を狙う人もいるようだ。私たちカメ組はここで折り返し。山頂で写真を撮ったりシールを剥がして滑降の準備をする。

いよいよ滑降開始
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雪はほどほどに緩み滑りやすい
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あっと言う間に高度を下げる
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祓川ヒュッテまで下って来る
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駐車場に戻った
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 多くの人たちが見ているところで滑るほど格好良く滑る自信は無い。こそっと静かに滑り出すと雪は緩み始め滑りやすい。舎利坂を一気に滑り降り山頂を振り返る。どんどん高度を下げ、七ツ釜避難小屋も左に見て通過。このまま駐車場に着いてしまうのはもったいないので標高1400mあたりまで下げて昼食休憩を取ることにした。のんびりとした時間を過ごし駐車場には12時21分に着いた。4時間もかけて登ったのに、下りは正味30分ほど。リハビリ山行としてはちょうど良いのかもしれない。

<GPSトラック>
鳥海山
2021.05.07_鳥海山・祓川(地理院地図)