20210519_megami (30)
 少し時間が取れたので川俣町にある女神山を訪れてみた。女神山は川俣町の北西に位置し、山頂には小手姫神社が祀られ、一等三角点があって晴れた日には吾妻や安達太良が望める。カタクリの群生地としても知られ、開花時期ともなれば訪れるハイカーも多い。山開きは例年4月中旬に行われ、原発事故によって一時途切れたことあるが、今年も地元の人たちの努力によって4月18に開催された。カタクリもこの時期が一番の見頃を迎える。

<山名> 女神山(めがみやま)599.4m一等三角点峰
<山行期間> 2021年5月19日 (水)
<コースタイム>
堀切登山口(11:15)→林道七ツ森線(11:30)→椚平登山口(11:38)→女神山(12:15,12:38)→月宮分岐(12:53)→林道七ツ森線(13:12)→堀切登山口(13:26)
<メンバー>
和○(単独)

堀切登山口(下)に車を止めて歩きだす
20210519_megami (2)
女神山堀切登山口の標識
20210519_megami (3)
登山道の脇に咲くのはクサノオウ?
20210519_megami (4)
スギの造林地が多い
20210519_megami (6)
堀切された道を登って行く
20210519_megami (7)
休んで見っせ展望台の標識
20210519_megami (8)
林道七ツ森線に出たら左に折れて椚平登山口を目指す
20210519_megami (10)
椚平登山口
20210519_megami (17)
途中に神社がある
20210519_megami (22)
古くなった仮設トイレ
20210519_megami (23)
トウゲブキ?が咲き始まる(背丈からいってマルバダケブキでは無いと思う)
20210519_megami (27)
カキドウシ
20210519_megami (28)
ホタルカズラ
20210519_megami (35)
吾妻安達太良展望台
20210519_megami (36)
カタクリ平
20210519_megami (40)
山頂にある祠
20210519_megami (41)
山頂の一等三角点
20210519_megami (45)
山頂の小手姫神社
20210519_megami (43)
のんびりと昼食
20210519_megami (47)
 さて今日は午後から雨の予報、早めに時間が取れたので堀切登山口へ。案内板のところに4~5台の駐車スペースがある。身支度をして道路向かいの登山口から登り始める。ダンプカーが頻繁に走るので注意しよう。
 尾根伝いに登って行くとスギの造林地となり尾根の上を進む。やがて堀切された道に変わり勾配が出てくると「休んで見っせ」展望台に着く。ベンチもあり天気さえ良ければ阿武隈山系の山々を見ることが出来るのだが、今日は生憎の天気で何も見えない。まだ雨が降り出さないだけ良しとしよう。
 さらに進むと林道七ツ森線に出る。真っ直ぐ進めば山頂だが、今日は椚平登山口から登ってみることにする。左に折れて舗装された林道を緩やかに下っていくと椚平登山口に着く。「ふくしまの遊歩道50選、女神山探索路」の大きな案内板もあるので見逃すことは無いだろう。ここから登山道に入る。
 すぐに集落のものであろう真新しい神社が右手に見える。右は棚田のように耕作放棄地が続き山の中へと入っていく。花の季節は終わったと思っていたが、トウゲブキやカキドウシ、ホタルカズラなどが咲いていた。勾配を増してくると「コブシ坂」になり、登り切ると「見返り峠」になる。以前は伐採された開けた場所で見晴らしも良かったが、いまでは木々も育ち緑で覆われている。この方が自然の山らしくて良い。
 三叉路は左に折れて山頂を目指す。ここはトライアングルの形になっていて真っ直ぐ進むと堀切の登山道と合わさる。山頂まではもう少しだ。ベンチのある吾妻安達太良展望台を過ぎ、一段上がるとカタクリ平に出る。この辺りがカタクリの群生地で一見の価値はあるので一度は訪れてほしい。山頂はすぐである。
 岩の上に小手森神社が祀られている。といっても岩の上に錆びた剣があるだけの質素なものだ。山頂部は多少の広さがあって休憩するには良い。北側の伐採地も今では木々がだいぶ大きく育った。展望はまずまずなのだが今日はガスで覆われて何も見えない。山頂部にあった「胎内くぐり」の標識に誘われて下ってみたが山頂部の岩の下をぐるりと巡るだけで、足場も悪くあまり無理して寄るほどのものでは無い。

胎内くぐりの標識
20210519_megami (48)
ギンリョウソウ
20210519_megami (57)
ハルジオン
20210519_megami (59)
林道七ツ森線の堀切登山口(上)
20210519_megami (60)
休んで見っせ
20210519_megami (62)
登山口に戻った
20210519_megami (65)
 のんびりしてから下山にかかる。帰りは車を置いてきた堀切登山口へ向かう。吾妻安達太良展望台を過ぎると椚平への道を分ける。次にトライアングルになっているもう一つの椚平への道を分け、直に左から月宮からの道が合わさる。しっかりした標識があるので間違うことは無い。
 市町境の尾根を下って行くと道は右に折れトラバースして右の南西に延びる尾根に移る。かつての伐採地も今では鬱蒼とした木々に覆われている。下って行くと林道七ツ森線に出る。出たところが堀切登山口(上)で、ここから登る人も多い。今日も登るつもりで来た単独の方が空模様を気にして止めようかどうか迷っていた。
 林道を横切り少し下ると「休んで見っせ」展望台になる。天候はガスから霧雨に変わり展望は望めない。堀切された登山道を下り尾根伝いに進むと堀切登山口(下)はすぐである。天気は何とか持ってくれたが車で着替えをしているうちに霧雨から小雨に変わった。濡れずにすんだだけ良しとしよう。この近くには布引山や小神羽山・羽田羽山、河股城跡の舘ノ山福沢羽山太郎坊山長寿山花塚山口太山高太石山などがあり天気の良い時にいくつかの山を組み合わせて歩くのも楽しい。


<概念図>
20210519_女神山_fig001

<GPSトラック>  往路=赤 復路=青