2023.12.10

少し運動不足気味なのでちょいと烏ヶ崎まで登ってみることに。自宅から烏ヶ崎までは1時間とかからない。三河踏切からは工事中の山形新幹線アプローチ線(上り線)が見える。西町陸橋にも曽根田踏切にも橋がかけられだいぶ工事が進んだようだ。山形新幹線の運行車両が2024年春にはE8系になり、アプローチ線は2026年度末には運用が開始されるという。山形新幹線が新庄駅まで延伸開業されたのが1999年、400系で運用されていた山形新幹線にE3系が加わった年でもある。
山形新幹線のアプローチ線(上り線)の工事もだいぶ進んできたようだ

県立美術館・図書館前から見る烏ヶ崎

飯坂電車が脇を通る

次に東北本線の踏切を渡り県立美術館図書館前のイチョウ並木を進む。県立美術館図書館はかつての福島大学経済学部の跡地だ。左側から回り込み福島交通飯坂線の線路脇を進むと小松原踏切がある。直進すると道は信夫山南外周道路と森合配水池跡への道とに分かれる。ここも直進すると道端3号踏切の手前右側に急なコンクリートの階段が見える。ここが烏ヶ崎への登山口である。
烏ヶ崎手前の岩場を登る

烏ヶ崎展望デッキからは福島市街を一望出来る

急な階段を登ったところが森合配水池跡。左へ向かうと烏ヶ崎へと進む踏跡がある。道形はしっかりしている。途中、曲松踏切の山田から登ってくる道を合わせる。日向山の稜線をのんびりと登って行くと烏ヶ崎への急坂になる。踏跡は岩の間を縫うように付いていてコース取りによって三点確保で登るところもある。登り切ると烏ヶ崎展望デッキに着く。眼下に福島市街を見ることが出来る。今日は残念ながら吾妻、安達太良に雲がかかっていた。ちょっと烏ヶ崎までと思っていたが、歩き足りないので縦走してみることにした。
点名「烏ヶ崎」の四等三角点

信夫山は三つの峰が連なる。西から湯殿神社のある「羽山」、羽黒神社のある「羽黒山」、それに東方に位置する「熊野山」である。そのうち三角点を持つのは羽山(点の記「烏ヶ崎」)と熊野山(点の記「信夫山」)で、青葉山薬王寺の裏山である寺山(点の記「薬王寺」)にもう一つの三角点がある。
烏ヶ崎の四等三角点を写真に収めてから湯殿神社、月山神社、羽山寺跡を通り養山登拝路を見送って羽山駆け道に入り薬師の峯展望デッキに上がる。手前に護国神社から登ってくる羽山南道を右に分ける。慣れていないといずれの登拝路も見逃してしまうこともあるが、舗装路もあり標識もあるので歩き回るに支障はない。
薬師の峯展望デッキからは北側の信達平野が一望出来る

羽黒神社の大鳥居

羽黒神社

薬王寺境内に入ると薬師堂と鐘撞堂があり、坂を下ると羽黒神社の表参道・御神坂に出る。大鳥居が正面に見えるようになると左から七曲登拝路が合わさる。大鳥居をくぐると左に信達三十三観音第三番札所の羽黒山観世音(観音堂)がある。御山観音とも呼ばれる。六供集落を抜け一周道路を横切ると仁王坂の石段になる。仁王門跡や名月の碑などの説明板を見ながら登っていくと立派な拝殿の羽黒神社が見えてくる。最後の石段手前には手水舎がある。
熊野山にある点名「信夫山」の二等三角点

信夫山屋外広場にある信夫山第二展望台(第二展望台の方が以前からあった)
信夫山屋外広場にあるクライミングボード(高さは3mちょっと)

国土交通省の無線中継所の門を右側から回り込み道路を登って行くと金華山の石碑のある熊野山山頂に着く。ここに点名「信夫山」の二等三角点がある。北側には巨岩群の立石を経て古峯神社へ下る道がついている。
道路を戻って第二展望台のある信夫山屋外広場へと下る。第二展望台からの眺めも素晴らしい。また、信夫山屋外広場は子供たちの遊具もあり、3mほどの高さだがクライミングボードもある。
天狗の森の岩場(子供の頃は周りの木々は低く見晴が利いた)

観音寺へ向かうと岩谷観音の案内図がある

磨崖仏としてつくられた西国三十三観音(岩谷観音)

道路に下りると信夫山縦走も終わりになる

クライミングボードでちょっと遊んでから天狗の森へ寄ってみる。天狗の森の岩場は子供の頃は良い展望台だったのだが、今では周りの木々が育ってしまい展望は得られない。屋外アスレチックのある冒険の森をショートカットして下ると一周道路に出るのでカープ箇所から観音寺の道路へと入る。すぐに岩谷観音の案内図があり、岩谷観音の磨崖仏のところに下ることができる。あとは参道を祓川(今では水の流れる遊歩道)のある道路まで下り、祓川に沿って自宅まで歩いて戻って散歩も終わりである。今日の歩数は21,000歩。歩行距離は約12km。
<GPSトラック> コース=青(ログはポリテクセンターから)


<山名> 信夫山(しのぶやま)
<山行期間> 2023年12月10日(日)
<天候> 曇り
<コースタイム>
自宅(10:06)→県立美術館・図書館(10:29)→烏ヶ崎(11:00)→薬師の峯展望デッキ(11:22)→羽黒神社(11:39)→熊野山(11:46)→信夫山第二展望台・信夫山屋外広場(11:56,12:11)→天狗の森→岩谷観音(12:27)→自宅(13:35)
<メンバー> 和○(単独)
少し運動不足気味なのでちょいと烏ヶ崎まで登ってみることに。自宅から烏ヶ崎までは1時間とかからない。三河踏切からは工事中の山形新幹線アプローチ線(上り線)が見える。西町陸橋にも曽根田踏切にも橋がかけられだいぶ工事が進んだようだ。山形新幹線の運行車両が2024年春にはE8系になり、アプローチ線は2026年度末には運用が開始されるという。山形新幹線が新庄駅まで延伸開業されたのが1999年、400系で運用されていた山形新幹線にE3系が加わった年でもある。
山形新幹線のアプローチ線(上り線)の工事もだいぶ進んできたようだ

県立美術館・図書館前から見る烏ヶ崎

飯坂電車が脇を通る

次に東北本線の踏切を渡り県立美術館図書館前のイチョウ並木を進む。県立美術館図書館はかつての福島大学経済学部の跡地だ。左側から回り込み福島交通飯坂線の線路脇を進むと小松原踏切がある。直進すると道は信夫山南外周道路と森合配水池跡への道とに分かれる。ここも直進すると道端3号踏切の手前右側に急なコンクリートの階段が見える。ここが烏ヶ崎への登山口である。
烏ヶ崎手前の岩場を登る

烏ヶ崎展望デッキからは福島市街を一望出来る

急な階段を登ったところが森合配水池跡。左へ向かうと烏ヶ崎へと進む踏跡がある。道形はしっかりしている。途中、曲松踏切の山田から登ってくる道を合わせる。日向山の稜線をのんびりと登って行くと烏ヶ崎への急坂になる。踏跡は岩の間を縫うように付いていてコース取りによって三点確保で登るところもある。登り切ると烏ヶ崎展望デッキに着く。眼下に福島市街を見ることが出来る。今日は残念ながら吾妻、安達太良に雲がかかっていた。ちょっと烏ヶ崎までと思っていたが、歩き足りないので縦走してみることにした。
点名「烏ヶ崎」の四等三角点

信夫山は三つの峰が連なる。西から湯殿神社のある「羽山」、羽黒神社のある「羽黒山」、それに東方に位置する「熊野山」である。そのうち三角点を持つのは羽山(点の記「烏ヶ崎」)と熊野山(点の記「信夫山」)で、青葉山薬王寺の裏山である寺山(点の記「薬王寺」)にもう一つの三角点がある。
烏ヶ崎の四等三角点を写真に収めてから湯殿神社、月山神社、羽山寺跡を通り養山登拝路を見送って羽山駆け道に入り薬師の峯展望デッキに上がる。手前に護国神社から登ってくる羽山南道を右に分ける。慣れていないといずれの登拝路も見逃してしまうこともあるが、舗装路もあり標識もあるので歩き回るに支障はない。
薬師の峯展望デッキからは北側の信達平野が一望出来る

羽黒神社の大鳥居

羽黒神社

薬王寺境内に入ると薬師堂と鐘撞堂があり、坂を下ると羽黒神社の表参道・御神坂に出る。大鳥居が正面に見えるようになると左から七曲登拝路が合わさる。大鳥居をくぐると左に信達三十三観音第三番札所の羽黒山観世音(観音堂)がある。御山観音とも呼ばれる。六供集落を抜け一周道路を横切ると仁王坂の石段になる。仁王門跡や名月の碑などの説明板を見ながら登っていくと立派な拝殿の羽黒神社が見えてくる。最後の石段手前には手水舎がある。
境内までに登りきると「大わらじ」が目に入ってくる。暁参りの時に毎年奉納されるもので信夫山の一大イベントでもある。境内を囲むように足尾神社、道祖神、二十三夜塔、大黒天などの石碑や祠などがある。下山は神社東側の裏参道を下り熊野山へと向かう。
熊野山にある点名「信夫山」の二等三角点

信夫山屋外広場にある信夫山第二展望台(第二展望台の方が以前からあった)

信夫山屋外広場にあるクライミングボード(高さは3mちょっと)

国土交通省の無線中継所の門を右側から回り込み道路を登って行くと金華山の石碑のある熊野山山頂に着く。ここに点名「信夫山」の二等三角点がある。北側には巨岩群の立石を経て古峯神社へ下る道がついている。
道路を戻って第二展望台のある信夫山屋外広場へと下る。第二展望台からの眺めも素晴らしい。また、信夫山屋外広場は子供たちの遊具もあり、3mほどの高さだがクライミングボードもある。
天狗の森の岩場(子供の頃は周りの木々は低く見晴が利いた)

観音寺へ向かうと岩谷観音の案内図がある

磨崖仏としてつくられた西国三十三観音(岩谷観音)

道路に下りると信夫山縦走も終わりになる

クライミングボードでちょっと遊んでから天狗の森へ寄ってみる。天狗の森の岩場は子供の頃は良い展望台だったのだが、今では周りの木々が育ってしまい展望は得られない。屋外アスレチックのある冒険の森をショートカットして下ると一周道路に出るのでカープ箇所から観音寺の道路へと入る。すぐに岩谷観音の案内図があり、岩谷観音の磨崖仏のところに下ることができる。あとは参道を祓川(今では水の流れる遊歩道)のある道路まで下り、祓川に沿って自宅まで歩いて戻って散歩も終わりである。今日の歩数は21,000歩。歩行距離は約12km。
<GPSトラック> コース=青(ログはポリテクセンターから)

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